喘息は子供の身長にも影響がある?サプリを摂取する際の注意点

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喘息、気道に炎症を起こして度々咳をしたり、痰がよく出るようになったり、酷い時は呼吸困難になる事もある症状です。

最近はこの喘息が子供の身長に影響を与えているのではと疑問視されていますので、ここでその真実をはっきりさせていきます。

喘息という病気が身長に影響を及ぼすわけではない

結論から先に申し上げますと、喘息が身長に影響を及ぼす事はありません。喘息は気道に炎症が起こっている症状ですから、体全体に問題があるわけではありません。まして身長を縮めるような病気でもありません。

では何故喘息が身長に影響を与えていると言われるようになったかと言われると、喘息を治療するための薬が関係しています。

喘息の治療には吸入ステロイド薬がよく使われますが、これが子供の身長に影響を及ぼすとされています。

実際に研究データにも出ていて、子供の時に長期間吸入ステロイド薬を利用していた子供は、喘息もなく過ごしていた子供に対して平均で1cmほど低くなったというデータがあります。

最近になってこの副作用が問題視されるようになったのは、技術が発達して近年の生活環境が大きく変わって喘息の発症率も変化してきたことに由来します。

昔は大人も子供も1%程度しか喘息が発症していなかったのに、ここ数年では子供で6%、大人で3%とかなり喘息の患者が増えてきているのです。

特に子供の発症率が高いため、このように子供の身長への影響が危険視されるようになったのです。

吸入ステロイド薬とは

ここでは喘息の治療で使われているステロイド薬がそもそもどんな物なのか解説していきます。

まず吸入ステロイド薬と一言で言っても実際には5種類存在しています。フルタイド(フルチカゾン)、キュバール(ベクロメタゾン)、パルミコート(ブデソニド)、オルベスコ(シクレソニド)、アズマネックス(モメタゾン)の5種類で、ボンベ内の薬剤を噴射して吸入するエアゾール型と粉末の薬剤を吸い込むドライパウダー型などに分かれています。

近年ではこれらに加えて配合剤で処方されるケースも増えてきています。アドニアとシムビコートと呼ばれるもので、これらは気管支拡張作用と気道の炎症を抑える効果が同時に期待できる上に、2つの薬剤を1度の吸入で済ませるため手間が省ける点でも注目されています。

吸入ステロイド薬は基本的に気道の炎症を抑える効果がある薬です。

大きな副作用が出る薬ではないですし、体へ負担をかける事もありません。なので2歳未満の乳児にも使用が考慮されているほどです。
2歳以上であれば吸入ステロイドは基本治療薬として考えられているほどです。

また喘息の程度によって薬を変える必要もなく、軽度の喘息だったとしても吸入ステロイド薬での治療を受ける事ができます。

吸入ステロイド薬の副作用

基本的に害のない吸入ステロイド薬ですが、先にもすでに申し上げたように子供には身長が小さくなるという影響を与える事が分かっています。
これは紛れもなく吸入ステロイド薬による副作用だと言えます。

長期的に吸入ステロイド薬を利用しているとその影響が出やすいようですが、長ければ長いほど身長が低くなるという事でもないようです。

使用した場合とそうでない場合の違いは1cmほどあるとデータに出ていますが、使用期間による違いまでは出てこなかったからです。
なので副作用としてはそこまで過敏になる必要はほとんどありません。

効果的に使用するためには

吸入ステロイド薬を効果的にしようするためには、必ず医師の方の使用方法の通りにやる事です。これは前提として非常に重要です。特に毎日やる事は絶対に守るようにしましょう。

喘息は気道に異常がある状態の症状ですが、基本的に気道が炎症によって狭くなっています。薬を吸入する事で炎症を抑えて気道を広く保つようになるのですが、もしも使用を止めてしまうと炎症がさらに酷くなってより気道が狭くなってしまいます

炎症が酷くなると気道自体が硬くなる問題も起こって、喘息がさらに辛くそして治療しづらい状態になってしまいます。

吸入ステロイド薬の吸入方法はとにかく言われたとおりにする事、それから吸入後のうがいもしっかりと忘れずにやるようにしましょう。こちらは口やのどに残った薬が悪影響を残す事があるからです。

毎日吸入する事、吸入後のうがいをしっかりやる事、この2点はしっかりと守るようにしてください。

副作用を気にし過ぎては症状が悪化する危険も

さて吸入ステロイド薬は子供の身長に悪影響を与える、そういった副作用があると説明してきました。実際に研究データにもそういった結果が出ており、医療機関によっては必要以上に吸入ステロイド薬を処方しないように気を付けている場所もあるようです。

しかし基本的には吸入ステロイド薬の副作用は、深く考えないようにするというのが基本的な考えとなっています。これは単純に身長が低くなる事と、喘息が悪化する事のどちらがより深刻な問題になるかを比べた結果です。

吸入ステロイド薬の副作用はあくまでも身長が低くなりやすいというだけであって生命活動には全くと言って良いほど影響を与えません。身長が低いから満足に生活できないなんてありえませんよね。

これに対して喘息は悪化すると日常生活に支障が出てきます。気道がドンドン狭くなっていくわけですから、呼吸困難だって最終的には考えられますし、普通に立って歩くだけの動作でも激しい運動の様に感じる事もあります。

大人と違って子供は気道も小さいので、喘息による影響も非常に大きいです。最悪は窒息に至る事もあり得るのです。薬がないと普段の生活すらままならない状態になってしまっては、身長がどうとか言ってられませんよね。

こういった喘息の危険性も含めて、吸入ステロイド薬は副作用を気にし過ぎる事は全くないと言われています。

サプリメントでアルギニンを摂取するのは控える

喘息の治療には吸入ステロイド薬が使われていて、そしてそれは治療に欠かせない薬であるから、身長に悪影響が出るという理由だけで使わせないというのは絶対にダメという結論になりました。

しかし子供の低身長だけはどうしても避けたいと考えている親も少なくないと思います。であればそもそも喘息にならないように気を付けるようにしましょう。

子供の喘息は様々な要因で起こるので、必ずしもこれを予防すれば大丈夫というものはありません。しかし特に喘息の発症を引き起こしやすい物が存在しています。

それがアルギニンです。

このアルギニンは食事で摂取する分には問題ない栄養素の1つではありますが、サプリメントなどで1度に多く摂取すると気道の炎症を引き起こしやすいと言われています。

喘息の予防だけでなく、既に喘息になっている子供も例外ではありません。アルギニンをサプリメントで摂取する事は喘息を発症させる、もしくは悪化させる原因となるので注意しましょう。

またアルギニンの効果はアレルギー体質の子供に特に現れる様なので、病院でしっかりとアレルギー検査も受けておきましょう。

ただこういった喘息への影響が大きく出るのはアルギニンを1度に大量に摂取した場合のみです。

サプリメントでも飲んでいない限りは基本的に大丈夫です。もしもサプリメントを飲んでいるのであればすぐに止めて、魚などの食事から摂取するようにサポートしましょう。

【関連記事】アルギニンが豊富なオススメ食材!子供にも良い食べ物を徹底解説!

喘息は悪化すると治療しにくくなるだけでなく、日常生活にも支障が出てくるようになります。特に子供の場合はまだ体が成長し切っていない事もあって、そのより悪い症状が出やすいです。

大人の喘息よりも注意すべき点が多いのが子供の喘息なので、身長への副作用などに捉われず、しっかりと治療するようにしましょう。

まとめ

  • 喘息という症状が身長に影響を及ぼすわけではなく、吸入ステロイド薬による副作用の影響。
  • 吸入ステロイド薬の使用を止めてしまうと炎症がさらに酷くなってより気道が狭くなってしまうため、毎日吸入する事、吸入後のうがいをしっかりやる事、この2点はしっかりと守る。
  • 身長が低くなる事と、喘息が悪化する事のどちらがより深刻な問題になるかを考えれば、吸入ステロイド薬の副作用は、深く考えないようにするというのが基本。
  • アルギニンをサプリメントで摂取する事は喘息を発症させる、もしくは悪化させる原因となることもあるが、喘息への影響が大きく出るのはアルギニンを1度に大量に摂取した場合。

 

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