寝る前にリラックス?成長ホルモンの役割と分泌のポイント!

成長ホルモン

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体内でつくられ分泌されることから、内分泌液と呼ばれる「ホルモン」は、人間の身体の様々な機能をコントロールしています。

例えば「ホルモンバランスの乱れ」という言われ方をするように、ホルモンが正常に分泌され働いてくれることによって、わたしたちの身体は正常に保たれているのです。

大変重要な役割があるのがこのホルモンで、100種以上のホルモンがわたしたちの身体の中で様々な働きをしています。

成長ホルモンとは?

この100種以上あるホルモンのなかに、「成長ホルモン」というホルモンがあるのを聞いたことがあるかと思います。「男性ホルモン」や「女性ホルモン」とならんで、よく名前があがるホルモンのひとつです。

この「成長ホルモン」は「成長」という言葉がつくように、子どもの成長に欠かすことのできないホルモンで、思春期や成長期に身長が伸びることと、この成長ホルモンの働きとは密接な繋がりがあります。

 
「成長」というと、成長期、思春期までの人間にだけ必要なホルモンのように勘違いされますが、身長を伸ばす働きのほか、わたしたちの代謝にも欠かすことができないホルモンです。

代謝というと、不純物や老廃物を外に出すようなイメージですが、この場合の代謝というのは、体内にはある物質を、わたしたちが生きていくうえで大切なエネルギーに変える役割にも影響を与えるため、成長ホルモン自体が、わたしたちが生きていくうえで大切なホルモンとも言えるでしょう。

成長ホルモンのはたらきは?

成長ホルモンは骨の端にある端骨線という軟骨の細胞分裂を促進して、骨を固くする=長くすることにより身長を伸ばすほか、肝臓でつくられるソフトメジン-C(IGF-I)と呼ばれる物質が媒介して脂肪や筋肉、肝臓などの臓器で行われる代謝の促進にはたらきかけます。

 
ホルモンの多くは刺激をうけたり、睡眠時などに脳から出た指令を受けたりして、脳の真下にある脳下垂体から分泌されます。成長ホルモンも、その脳下垂体・下垂体から分泌されるホルモンのひとつです。

成長ホルモンの分泌は?

成長ホルモンは生涯にわたって脳下垂体・下垂体から分泌されますが、年齢があがるにつれてその分泌量は低下します。

成長ホルモン

引用元:Pfizer

 
成長ホルモンの主な働きのひとつに「骨=身長を伸ばす」というお話をしましたが、やはり身長が伸びる思春期に最も多く分泌され、仮に思春期に入る前の数値を100パーセントとすると、身長が著しく伸びる思春期後期には2倍の200パーセントとなり、加齢とともに30歳代から歳40代では半分の50パーセント、60歳代では30パーセントと低下します。「歳をとると、代謝が悪くて」と言われるのもこのためです。

成長ホルモンを分泌させるには

成長ホルモンの分泌には「睡眠」「筋トレ」「食事」が大きく関係します。成長ホルモンは空腹を感じた時に分泌されるほか、成長ホルモンの生成に欠かせないアルギニンというアミノ酸を鶏肉や卵、納豆から取ることも大切なことです。

【関連記事】子どもの成長に欠かせない!アルギニンの効果が出る摂取量とは?

また「筋トレ」ですが、筋肉に強い負荷がかかった時に成長ホルモンは分泌されるため、軽い運動や筋トレでなく、成長ホルモンの分泌を促すのであれば、筋肉にしっかりと負荷をかけた筋トレが必要です。

【関連記事】大人にとっても大事な成長ホルモン!分泌の秘訣は筋トレ?

なかでも成長ホルモンが最も多く分泌されるのに重要なのは、「睡眠」です。眠りにつくとまずわたしたちは最初の2時間程度でノンレム睡眠という深い眠りにつきます。このノンレム睡眠の時に成長ホルモンは最も多く分泌されるため、脳が興奮した状態であったり、飲酒飲食で内臓が休めないときなどに、なかなか深い眠りにつくことができないと、成長ホルモンの分泌にも影響がでます。

 
成長ホルモンの分泌を促すためにも、寝る30分から1時間はゆったりとリラックスして、質のいい深い眠りにつくよう心がけましょう。

【関連記事】成長ホルモンのために大切な時間は睡眠時にあり?

成長ホルモンの分泌が低下する場合も

生涯にわたって分泌され、わたしたちの骨の成長や代謝を助ける働きのある成長ホルモンです。しかし、成長ホルモンはなんらかの原因で、脳下垂体・下垂体から分泌されなくなったり、分泌量が低下してしまうことがあります。子どものときに成長ホルモンの分泌が低下すると、身長や身体の発育に著しく影響を与える可能性があります。

成長ホルモンの分泌量の低下の原因は、原因自体がわからないこともありますが、脳の障害や脳腫瘍が原因となっているものも少なくないようです。

例にするなら、成長ホルモンの分泌される脳下垂体・下垂体の周辺に腫瘍ができ、その腫瘍がだんだんと大きくなるにつれ、その腫瘍が脳下垂体の周辺を圧迫し下垂体機能が低下してしまいます。

さきほどお話したように、下垂体では成長ホルモンのほか、さまざまなホルモンが分泌されますが、圧迫により下垂体機能が低下すると成長ホルモンは分泌されなくなり、ホルモンバランスが乱れて、発育のほかにも代謝異常など、身体にさまざまな影響を与えます。

発育段階で著しく低身長が気になる場合や、代謝に異常が見られる場合(これは実感としてはなかなかわかりませんが)は、脳下垂体の周辺の異常も疑うといいかもしれません。

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まとめ

  • 「成長ホルモン」は「成長」という言葉がつくように、子どもの成長に欠かすことのできないホルモンで、思春期や成長期に身長が伸びることと、この成長ホルモンの働きとは密接な繋がりがある。
  • 成長ホルモンは生涯にわたって脳下垂体・下垂体から分泌されるが、年齢があがるにつれてその分泌量は低下する。
  • 成長ホルモンの分泌には「睡眠」「筋トレ」「食事」が大きく関係している。

 

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