スポーツ障害予防の為に摂るべき栄養素

スポーツ障害予防ジュニアアスリート画像

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

土日のやすみを返上してスポーツに打ち込むジュニアアスリートや、そんなお子さんがいるご家庭も少なくないと思います。

将来プロのプレイヤーにならなくても、小・中学生の成長期にスポーツに励めば、身体が丈夫になるばかりか、普段の挨拶や礼儀など心身ともに成長できるのがスポーツのいいところです。

しかし、練習に打ち込みすぎて怪我や故障を繰り返すと、それがクセとなることもありますし「野球肩」や「野球肘」と言った「スポーツ障害」という言葉も耳にします。

防げるものなら防ぎたい「スポーツ障害」。一体、どんなことに気をつければいいのでしょう?

「スポーツ障害の予防」を「栄養素」を中心にお話したいと思います。

スポーツ外傷と違うスポーツ障害

ジュニアスポーツだろうが、プロのスポーツだろうが真剣にプレーや練習をしていれば、接触や衝突、転倒などでケガをするということはつきものです。避けるに越したことはありませんが、そのためにウォーミングアップをしたり、筋肉をしなやかにしたり、受け身を覚えたりするわけですが、そういったケガや故障と「スポーツ障害」というものは違います。

スポーツ外傷

プレーによるケガを「スポーツ外傷」と呼びます。例えば「バスケットボールやバレーボールの時に突き指をした」なんていうのは「スポーツ障害」ではなく「スポーツ外傷」です。ほかにも、捻挫や打撲、靭帯の損傷といったケガも、スポーツにはつきものの「スポーツ外傷」です。

突き指、捻挫や打撲のほかにも靭帯損傷骨折、脱臼、挫傷、肉離れ、腱断裂といったものが、運動中に割とよくある「スポーツ外傷」といったところです。

スポーツ障害

一方ここでお話をする「スポーツ障害」はそういった怪我でなく、練習などにより大きい力でなく小さな力でも毎日のように関節などに負担がかかることによって起こる「故障」のことです。このスポーツによる慢性的な「故障」のことを「スポーツ障害」と呼びます。

スポーツ障害 予防 ジュニアアスリート

引用元:東海整骨院

この「スポーツ障害」には別の呼び方として「使いすぎ症候群」という言葉があるように、身体を使いすぎる、オーバーユーズに原因があるようで、早め早めの対処をせずに慢性化して、症状が酷くなれば手術をしなくてはならなくなる場合もあります。

ですから、怪我の痛みでなく「スポーツ障害かな?」と思ったら、早めの対処が必要です。

関連記事疲労骨折予防のための3つの栄養素とは?ジュニアアスリートには欠かせない強い味方!

スポーツ障害、代表的な3つの症例

スポーツ障害にもさまざまな症例がありますが、ここでは成長期のジュニアアスリートによくみられるスポーツ障害「野球肩」「野球肘」「オスグッドシュラッター氏病」についてお話します。

野球肩

野球肩は別名「リトルリーガーズショルダー」とも呼ばれる通り、10歳前後の特にピッチャーにみられるスポーツ障害のひとつで、肩関節の脱臼や亜脱臼とは違い、やはりオーバーユーズにみられるスポーツ障害です。

野球肩は最初のうちには投球時に肩に痛みを感じる程度ですが、そのまま痛みが治まらないで悪化すると、荷物を持つ時にも痛みを感じたりするなど、日常生活にも支障をきたすようになります。

野球経験者や野球が好きならおわかりでしょうが、ピッチャーに求められることに「腕を強く振れ!」というのがあります。一球一球腕を強く振り抜くことによって、上腕骨=肩から上腕の長い骨に負担がかかるために起こるのが、リトルリーガーズショルダー、野球肩です。

ジュニアアスリートの場合には、特によく関節に故障が出るようです。もっとも、関節にはなにかと負担がかかるものですが。ジュニアアスリートの場合、骨の端に「骨端軟骨」という骨組織があります。

この「骨端軟骨」が細胞分裂を繰り返し骨が硬くなり、身長が伸びたりするのですが、まだまだ成長の過程にある上腕骨の肩のあたりにある「骨端軟骨」に、衝撃が加えられることにより、「骨端軟骨」が損傷し「野球肩」と呼ばれる痛みを感じます。

野球肘(テニス肘、ゴルフ肘)

野球肩と同様に、やはりオーバーユーズが原因となる野球肘は、テニス肘やゴルフ肘などとも呼ばれ、「内側型」「外側型」「後方型」といった特徴があります。

野球肘は野球肩にくらべて痛みがすぐに引く場合もあり、却って慢性化してしまうことがあります。それだけでなく、骨変形といった後遺症が残ることもあり、ちょっとした変化や、痛みがありそうな場合は、早期の治療が必要となります。

オスグッドシュラッター氏病

サッカーやバスケットといったスポーツにみられる、軸足などに力を入れることによる膝のスポーツ障害です。

スポーツ障害 予防 ジュニアアスリート

引用元:あおい接骨院

足に力を入れて踏み込と、大腿四頭筋という、膝を伸ばす筋肉に繰り返し強い力が入ります。そのときに上腕骨や肘と同様に発達途中の柔らかい骨引っ張ったり、骨端軟骨に負担がかかり、前へ骨が飛び出してきたり、はがれたりと負担がかかることにより起きる炎症による痛みです。

関連記事オスグッド病とは

運動量や負荷に気をつけて

一生懸命スポーツに打ち込んで、目に見るように上達し、やがてレギュラーを取る、また取りたいと練習を積んでいるジュニアアスリートに、「練習を加減しろ」というのはなかなか難しいかも知れませんが、成長期にスポーツ障害を悪化させれば、レギュラーどころかそのスポーツ自体が出来ない、もっと悪くすれば、日常生活すら思うように身体を動かせないということになりかねません。

こどもが加減を知るというのも、これも難しいことですし、自分からそうした痛みなどを上手に伝えることも出来ないかもしれませんので、ここは親御さんや、まわりのおとなたちがオーバーユーズとならないように気にかけてあげてください。

それには、膝や肘にハードにストレスがかかってないか、ストレッチやウォーミングアップは充分か、フォームが正確で負担がないかなど、チェックしてあげるのも重要です。

スポーツ医や整形外科などでは、スポーツ障害に対応した、レントゲン検査や治療をしてくれるところもありますので、気になるようでしたら、そうした病院で定期的に検査してもらうこともオススメです。

関連記事筋肉痛の軽減&回復に必要な栄養素とは?

食生活でもスポーツ障害の予防を

普段の食生活で「スポーツ障害」の予防に心がけたい栄養素が筋肉をつくる「タンパク質」と骨を丈夫にする「カルシウム」です。特にジュニアアスリートによる「スポーツ障害」の場合は、再三お話してきたように、成長過程の骨端軟骨への負荷が原因となることが多いようですので、カルシウムは充分に摂るようにしましょう。

関連記事スポーツ障害予防の為に摂るべき栄養素

カルシウムを摂るには?カルシウムが失われることも

昔から「身長を伸ばすには牛乳」と言われているように、牛乳にはカルシウムが豊富に含まれています。牛乳や小魚にはカルシウムが豊富に含まれているのは、よく知られていることです。

ところが、このカルシウムは汗とともに排出され、せっかく取ったカルシウムが失われてしまうこともあります。汗1リットルにおよそ40mgのカルシウムが失われますので、これも積み重なれば少ない量ではありません。特に発汗の多いジュニアアスリートにとってはこまめにカルシウムを摂ることが重要です。

また、カルシウムでなく海藻類などに比較的多く含まれるマグネシウムも、カルシウム同様に骨を丈夫にする働きがありますので、カルシウムとマグネシウムを2:1の割合で取ると、骨の強化に役立ちます。

そうは言ってもなかなかその割合や、推奨摂取量を毎日の食事だけで補うのは難しいかもしれません。そんなときには、カルシウムにマグネシウムが配合されたサプリメントなどもありますので、普段の食生活に加えて、サプリメントでの栄養補給もおすすめです。

関連記事中学生・高校生の成長に特化した成長サプリ「プラステンアップ」
関連記事飲みやすく栄養バランスにも優れた「のびのびスムージー」

医師監修の元で開発された成長を本気で考えた製品

ご購入はこちらから!のびのびスムージー公式サイト

ご購入はこちらから!のびのびスムージー公式サイト

まとめ

  • プレーによるケガを「スポーツ外傷」と呼び、スポーツによる慢性的な「故障」のことを「スポーツ障害」と呼ぶ。
  • 成長期のジュニアアスリートによくみられるスポーツ障害に「野球肩」「野球肘」「オスグッドシュラッター氏病」がある。
  • 成長期にスポーツ障害を悪化させれば、レギュラーどころかそのスポーツ自体が出来ない、もっと悪くすれば、日常生活すら思うように身体を動かせないということになりかねないので、スポーツ医や整形外科などで検査や治療をしてもらうことも視野に入れる。
  • 発汗の多いジュニアアスリートにとってはこまめにカルシウムを摂ることが重要。

 

SNSでもご購読できます。