思春期の統合失調症は進学や就職などの環境の変化で起こる!

思春期 統合失調症

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思春期から青年期にかけて発症しやすい「統合失調症」は、あらゆる人生の転機をきっかけに発症してしまう精神疾患です。

以前は「精神分裂症」という病名でしたが、ここ数年のうちに統合失調症という病名に改名されたのです。

その主な症状や、治療方法などを説明致します。

思春期の統合失調症とは

思春期 統合失調症
発症してしまえば、本人も家族も必死で治療をスタートさせなければならない統合失調症とはどのような病気なのかを、原因や間違われやすい疾患を含めて考えます。

統合失調症の原因

統合失調症とは精神の病に値します。現状、その疾患の原因ははっきりと解明されていません。

遺伝要因や環境要因が関係していると推測されています。発症のきっかけとしては、進学、就職、転職などがあげられます。

また、視床下部付近にある脳の疾患が原因とされる見解もあります。

統合失調症と間違えられやすい疾患とは

統合失調症の主な症状は幻覚や妄想などがあげられます。これらの症状は他の精神疾患にも共通症状が見られるため、それらの区別が大切になります。

ですから、ある程度の時期を経て経過観察後に統合失調症と診断される事になるでしょう。

また、間違えられる疾患には「うつ病」「発達障害」などがあげられます。

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思春期の統合失調症とは

思春期 統合失調症
思春期の統合失調症の特徴は以下にあげられるようなもので、症状は家族がいち早く見つけてあげる事が大切です。

幻覚・妄想

統合失調症の場合「誰かの声が聞こえてくる…」と言うように聴力が侵される事が多いです。自分を批判してくるような声や、誰かに監視されているような声が通常の生活音に紛れて聞こえてくるのです。

さらに、誰かに追いかけられたりする幻覚を見ます。

また、自分の事を周囲が笑っていると言うような被害妄想を訴える人もいます。

こうした、幻覚や妄想の内容は自分がプレッシャーに感じている事や、トラウマになっている事に関連しているものが多いです。

独り言、独り笑い

独り言をブツブツ言っていたり、独り笑いをニヤニヤとしていたりする事を頻繁にするでしょう。これは代表的な症状である妄想や幻覚の中での、やり取りと見られています。

この行為は周りから奇妙がられたり、理解を得られないケースがあります。

また、エスカレートすれば急に奇声をあげるなど、周囲を驚かせてしまう事があるでしょう。

支離滅裂な話をし出す

急に脈絡のない話をし出したり、支離滅裂な話の内容になっていたり、会話のやり取りが難しくなります。

相手の話している趣旨や、気持ちまで察する事のできないコミュニケーション能力の低下につながります。

能率が上がらない

思春期なら勉強やスポーツ、家庭での手伝いを任せても一向に能率が悪くなります。これは知的な分野での障害が発生しているからと考えます。

こうした統合失調症の症状はエスカレートすればするほど、周りの人間を困惑させ、理解し難い家族間の悩みともなっていきます。

また、この症状が生じているまま学校や社会に出てしまえば、理解に乏しい他人から後ろ指を刺されたり、犯罪者扱いされるケースもあるでしょう。

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思春期の統合失調症の治療方法とは

思春期 統合失調症
まず精神科を受診し、様々な検査や問診などにより診断名つく事になるでしょう。その後、投薬や心理的な治療という流れになります。

外来で通院するケースが殆どですが、症状の度合いなどによっては入院治療がベストなケースもあるでしょう。

薬物治療

統合失調症の投薬治療に用いられる薬の多くは抗精神病薬と呼ばれています。統合失調症の主な症状に合わせて処方される事があります。

幻覚や妄想などの不安を緩和する抗精神病薬、衝動的行動や不眠などの症状を抑制させる鎮静催眠作用があげられます。

また、社会性への無関心や感情の無関心さには精神賦活作用が期待されるでしょう。

実際にこうした薬物治療で、妄想などが軽減されたり、症状が出たとしても気にならなくなったと薬の効果を実感している患者も少なくありません。

他にも、脳から分泌される興奮作用を促す物質ドーパミンを抑制する薬品を使用する事もあります。

ですが、統合失調症の根本的な要因がこうしたドーパミンかどうかは確実でないため、薬物療法のみで疾患を改善させる事は不可能と言えるでしょう。

心理的カウンセリング

薬物治療と並行して行うべきは心理に詳しい専門医による精神療法のようなカウンセリングや、リハビリです。

統合失調症を患っている根本的な原因に対して、どのように向き合うのかもカウンセリングによって導かれる場合があるでしょう。

入院か外来かの選択基準

最近は、外来での治療もスムーズになりました。ですが、入院によって患者側、医療側双方が得られるメリットがあるため、時と場合によっては入院による治療が良いケースもあるのです。

入院が良いと判断される時の基準ポイントは次のようなものです。

  • 家庭から離れる事で気分を一新させてあげたい時
  • 妄想や幻覚により自分の体を傷つけたり、他の人に迷惑をかける行為が懸念される時
  • 自分の疾患について理解できていないため、自分自身でしなければならない投薬や生活の約束事が守れない時
  • 医療機関側に患者の現状をしっかり観察して最適な治療を施して欲しい

この他にも入院をする事で、同じ疾患を抱える患者の様子を見る事ができるため、自分の疾患にも気づきやすくなるでしょう。

家族がするべき手助けとは

自覚症状のない統合失調症に関しては、患者1人の力ではどうしようもない事が殆どです。特に幻覚や妄想は時に家族にまで危害を加えたりする事でしょう。

治療は患者だけでなく家族も一緒に受ける意思が必要です。以下のような事を念頭に置き、大切な家族をサポートする事が重要です。

  • 診察の際には患者だけでなく親も同伴し、医師に正確な現状を伝える
  • 家庭内では処方薬を忘れないように飲ませたり治療方針に従ってサポートする

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思春期の統合失調症緩和のために上手なストレス解消を

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思春期の頃に受けた様々なストレスが原因で、数年後に統合失調症を発症してしまうケースがあります。

こうした思春期におけるストレスを上手にコントロールしながらこの時期の生活を支えてあげるのも親としての役目と言えます。

思春期の子のストレス解消方法については次のようなものです。

好きな音楽をヘッドホンで聴く

好きなアーティストの音楽をひたすら聴くのも良いでしょう。特にヘッドホンで聴くならば、周囲の雑音も入らずに没頭する事ができます。

また、曲の歌詞には思春期に感銘を受けやすい内容のものもあるため、自分の悩みに共通する歌詞ならば、音楽でストレスが緩和できるでしょう。

良質な睡眠をとる

ストレスが溜まると脳が興奮し、なかなか睡眠がとれなくなります。そんな時には、気持ちをリラックスさせる効果のあるホットミルクなどで高まる神経を落ちつかせてあげましょう。

また、覚醒作用のあるカフェインを含む緑茶やコーヒーなどを睡眠前に差し出すのは控えましょう

さらに、ぬるめの半身浴などで交感神経を落ちつかせる事は良質な睡眠に繋がります。

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バランス良い食生活を心がける

ストレスにより、体に必須な栄養を消耗してしまうケースがあります。それでなくても、ストレスが原因で食欲低下を引き起こす人もいるのです。

ビタミンB群、C、カルシウムなどを中心にサポートしてあげましょう。

どうしても食欲がない場合ならばサポートとしてサプリメントなどで調整してあげましょう。栄養のバランスがとれるとストレスを感じにくい体や脳になります。

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時にはこんなストレス解消策を!

少々邪道ですが、学校や部活などでイライラし、ストレスが溜まっているような時には紙にイライラする事を書き殴り、ビリビリに破くなどしましょう。

よく大人がストレス解消に皿を割ってスカッとすると言う話がありますよね。まさにそのような理屈です。

体が必要としているドリンクを一気に飲むと、デトックス効果があります。思春期に不足しがちな栄養が補えるドリンク「プラステンアップ」は試してみる価値があるでしょう。

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他にも成長に欠かせない栄養素を摂取することで身長を伸ばす効果があったりします。身長が低いことがストレスになっているようであれば、清朝を伸ばすためのサプリを利用してみるのも手です。

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統合失調症は、ストレスの多い日本人にとって発症リスクの高い疾患として認識する必要があるでしょう。

特に思春期のストレスが原因になっている事や、人生の岐路に立たされた時に発症してしまう事も親として念頭に置きながらサポートする必要があるのです。

思春期から青年期の将来ある年代で発症してしまう事が多い疾患であるため、お子様の明るい将来のためにも早めの対処を行いたいものです。

まとめ

  • 遺伝要因や環境要因が関係していると推測されており、発症のきっかけとしては、進学、就職、転職などがあげられる。
  • 統合失調症の特徴として「幻覚・妄想」「独り言、独り笑い」「支離滅裂な話をし出す」「能率が上がらない」といった症状が出る。
  • 統合失調症の治療方法には「薬物治療」「心理的カウンセリング」があり、外来で通院するケースが殆どだが、症状の度合いなどによっては入院治療がベストなケースもある。

 

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