思春期の不登校は子供からのSOS!親が取るべき行動とは

思春期 不登校

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思春期とはいままでの男の子・女の子だった子どもたちがおとなへと成長する、一番大切な時期。

身体もこころもおとなになる思春期ですが、自立心や自我というものも芽生えだし、親や教師、友人、そして自分で自分との接し方がわからなくなく、それが行動となってあらわれることがあります。

思春期に見られる問題行動には、以下のようなものが考えられます。

  • 登校拒否
  • ひきこもり
  • 家庭内外での暴力
  • 自傷行為

いずれのケースも自分の不安や不満が行動となって、表に出るケースです。

思春期は同時に反抗期とも呼ばれるように、自我の確立とともに多少の反抗的な行動は、見守る姿勢も必要です。

しかし、登校拒否やひきこもりで家から外へ出ないといったケースでは、ご家族はどのような対処をしたらいいのでしょう、また、どのような対処は避けたほうがいいのでしょうか。

まずは、登校拒否初期のから順を追ってお話したいと思います。

登校拒否の初期段階

思春期の悩みや不満が登校拒否としてあらわれる理由には個人差もあり、本人にも理解できないことも沢山ありますが、自分や他人を強く意識しだす時期だけに、人間関係に疲れてしまい登校拒否やひきこもりになるケースがよくあります。

登校拒否の初期段階では、「登校刺激」といって親御さんが登校を強くうながす時期と、お子さんが強く拒否する時期が重なるため、攻撃性が強くなり、学校へ行かせようとすることに対して、激しく拒否反応や抵抗をみせることがよくあります。

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人間関係の疲れが、他人への恐怖心へとつながり、学校へ行かないことが唯一の解決策だと強く思いこんでいる時期でもあるようです。学校へ行くことのできない自分への嫌悪感、自己嫌悪も顕著に感じている、大変に不安定な時期ともいえます。

まずはこの時期は強く「登校刺激」を与えることはさけ、自己嫌悪や自己否定する気持ちを楽にしてあげられるよう、寄り添ってあげることが必要です。かえって無理矢理に登校を促せば、家庭内暴力など他の問題行動を引き起こす原因ともなりかねません。

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登校拒否の中期段階

登校拒否初期につよく感じていた人間関係の疲れや漠然とした不安や不満、それによるストレスもだいぶ癒えはじめた時期が、登校拒否の中期です。親御さんもはじめはわが子の登校拒否という問題に対する戸惑いも薄れてくるのもこの時期です。

少しずつ心身の健康を取り戻しつつある状況に安心してしまい、学校へ行くように促してしまうことがありがちですが、まだこの段階では「登校刺激」を与えることなく、穏やかな生活のなか子どもの行動力の回復を待ってあげることが必要です。

思春期 不登校
この時期、外との接触がなく刺激がないため、やや無気力になるケースも見受けられます。お子さんの興味のあるような本や、勉強のテキストなどを与えてあげるのもいいのですが、なるべく、自発的な行動を待ちたいところです。

初期にくらべて、比較的に穏やかになる時期でもありますが、登校拒否をしながらも「社会から外れている状態」であるということも、ちゃんと自覚しています。この状態をどうしたらいいのか、答えが見つけられないなか希望が持てず、自分の存在に不安を感じる時期ですので、親御さんは存在そのものを肯定してあげるよう接してあげてください。

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登校拒否の後期段階

心身のストレスも癒え、退屈さを感じるようになると、若い身体には持て余すだけのエネルギーがよみがえってきます。

わたしたちもそうですが、こころや身体が疲れていれば積極的になれないのと同様、子どもたちも同じなのです。まして、いままでに体験したことのないことに接して、戸惑い、不安感を抱きその心身の疲れはわたしたち以上かもしれません。

心身の疲れが癒えエネルギーが戻れば、積極性も戻ってくる、こうなればもう登校拒否の後期段階と言えるでしょう。積極性を見極めるには、こどもが自分なりに外出することや身体を動かすこと、読書や勉強を自分から求めるかどうかということです。

子どもが積極的に行動をしはじめれば、徐々にではありますが登校をする準備や計画を立てはじめるといいでしょう。

思春期 不登校
この時期は、学校へ行くきっかけを探している時期でもあり、不登校期間の不安もあります。ここでも、子どもにとって、登校を再開するにはなにが不安なのか、どうすればその不安を取り除いたり、軽くしてあげたりすることができるのか一緒に考えてあげましょう。

登校拒否は子どもからのSOSのシグナル

登校拒否という行動は人間関係の疲れや、漠然とした不安や不満とともに、自分を認めてほしいという思春期の子どもからのシグナルです。

そこへ過度な登校刺激を与えるということは、子どもにとっては「そのことを否定された」ということになり、「親や教師は自分のことをわかってくれない」ということになります。

風邪をひいて熱があれば学校を休ませますよね?
病気で体力が落ちればぐったりと眠くなりますよね?

まず、子どもの疲れや不満、不安感が登校拒否という行動にあらわれた場合、なにが子どもにそうさせるのか、見守りつつ考えて、子ども自身のこころと身体の健康の回復を待ってあげるのが大切なことです。

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まとめ

  • 登校拒否の初期段階では、「登校刺激」といって親が登校を強くうながす時期と、子供が強く拒否する時期が重なるため、攻撃性が強くなり、学校へ行かせようとすることに対して、激しく拒否反応や抵抗をみせることがよくある。
    この時期は強く「登校刺激」を与えることはさけ、自己嫌悪や自己否定する気持ちを楽にしてあげられるよう、寄り添ってあげることが必要。
  • 登校拒否初期につよく感じていた人間関係の疲れや漠然とした不安や不満、それによるストレスもだいぶ癒えはじめた時期が、登校拒否の中期。
    自分の存在に不安を感じる時期なので、存在そのものを肯定してあげるように接する。
  • 後期段階は、学校へ行くきっかけを探している時期でもあり、不登校期間の不安もある。子どもにとって、登校を再開するにはなにが不安なのか、どうすればその不安を取り除いたり、軽くしてあげたりすることができるのか一緒に考えてあげましょう。

 

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