受験生におすすめ!ホスファチジルセリンはサプリでの摂取が効果的?

ホスファチジルセリン

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中高生の子供は、一日にとても多くの栄養を必要としています。そもそも日中に体を動かして活発に活動することが多く、エネルギーそのものがたくさん必要です。

近年、ブレインフードとして「ホスファチジルセリン」という栄養素が脳のはたらきに効果的な栄養分として注目を浴びています。ホスファチジルセリンの効果や効果的な摂取方法、必要量などをまとめてみました。

ブレインフードとは?

そして、成長期にあたるこの年代では、成長するためにも体野中でたくさんの栄養分が使われています。成長期には大人になるために体が著しく変化します。背が伸びたり女性らしい体つきになったりと、見た目の変化だけでなく、体のなかでは筋肉が作られたり、内臓や細胞なども強く大きく成長して大人になる準備をしています。

たとえば骨や歯の主成分となるカルシウムなどの一日の必要摂取量は、成長期の子供が一生のうちで一番多く必要としていることがわかっています。

エネルギーを必要としているのは体ばかりではありません。脳というのもたくさんの細胞があり、血管が張り巡らされている生きた器官のひとつです。脳を活発に働かせて記憶力や集中力を高めるためには、やはり栄養や栄養が必要不可欠です。

ホスファチジルセリン
ブレインフードというのは脳機能改善食品のことです。食品にはさまざまな栄養素が含まれていますが、その特に脳に良いとされている食品がブレインフードです。

脳に良いといっても、食べれば頭が良くなる、という食品があるわけではありません。基本的には、脳が活発に機能することで記憶力や集中力が高まり、学習の効果をより効率良くすることができると考えられています。

そのため、ブレインフードの効果というのは、脳内の遺伝子発現に変化を起こすような作用があり、細胞を増やして記憶力や集中力を高めたり、脳の機能が活発に活動している状態を維持することを助けるのがブレインフードです。

ホスファチジルセリンとは?

そのなかでも、ホスファチジルセリンというのはリン脂質の成分です。脳には神経伝達物質といわれる神経細胞があり、この神経細胞を受け渡すことによって脳から体に様々な指令が送られたり、一度記憶したことを適切なタイミングで思い出したりすることが可能になります。

脳内にはなんと1,000億個を超えるたくさんの神経細胞が存在していて、この神経細胞の主成分となるのがリン脂質です。

ホスファチジルセリン

引用元:わかさ生活

 
また、脳の表面は神経細胞膜という膜で覆われています。

神経細胞膜は脳を保護するだけの膜ではなく、それ自体がきちんと役割をもってはたらいている立派な器官のひとつです。神経伝達物質の受け渡しをして、脳から情報を正しく各所に送るのも、神経伝達膜の大切な役割のひとつです。

神経伝達膜が柔らかければ柔らかいほど情報の受け渡しはスムーズに行われ、逆に神経伝達膜が硬くなってしまうとなかなか情報を上手に受け渡すことができなくなってしまいます。

たとえば加齢によって新陳代謝が悪くなったり、食生活の偏りによって飽和脂肪酸が多くなることで、神経細胞膜はかたくなってしまいます。これを柔らかく柔軟な状態に保ってくれるのがリン脂質の働きです。

リン脂質にもいろいろな種類がありますが、代表的なのは卵黄や大豆にふくまれているレシチンです。ホスファチジルセリン自体は脳を蘇生させる健康素材としてとても有名なのですが、大豆や卵黄であっても、食品の中に含まれている量はごくわずかでしかありません。

そのため、ホスファチジルセリンを意識して摂取したいのであれば、サプリメントなどを活用することがおすすめです。なお、ホスファチジルセリンは安全性が高い食品でもあり、今のとこは副作用や大量摂取の影響などもないと言われています。

その他のブレインフード

ブレインフードと呼ばれているのはホスファチジルセリンだけではありません。脳の機能をより向上させるためにも、他にどのような種類のブレインフードがあるのかも知っておきたいところです。

魚を食べると頭が良くなる、という言葉を聞いたことはありませんか?

魚には様々な栄養素が含まれていますが、特に脳に良いDHAという栄養素は青魚に豊富に含まれています。DHAは脳の細胞膜の流れや脳機能全般の動きを改善する特徴があり、脳の機能の向上にとても活躍してくれます。

ホスファチジルセリン
その他にも、やはり魚に豊富に含まれているEPAという栄養成分があります。EPAとDHAはとても良く似た成分であり、DHAを積極的に摂取しようとすればEPAがおのずと十分に摂取されますし、EPAをしっかり摂取しようとすれば、DHAだけが不足するということはまず考えられません。

DHAが脳の働きそのものを改善する栄養成分だとしたら、EPAは血液をさらさらにしたり、と血液や血管を健康に保つために必要な栄養素です。勉強中に集中したり計算したり、様々なシーンで思考しているときなど、人間の脳は常に働き続けています。

子供 DHA

引用元:わかさ生活

 
脳が働き続けるためには、他の細胞と同じくとてもたくさんの酸素を消費します。もともと血管というのは、足の先から脳に及ぶまで、体のいたるところに血液を運ぶ役割があります。血液のなかには、体に必要な栄養分や酸素が入っていて、血液となって全身に送り込まれます。

つまり、脳には無数の血管がはりめぐらされていて、脳が活発に働き続けるためにはしっかりと脳に血流が送り込まれる必要があるということです。

しかし、日ごろの不摂生や栄養バランスが偏った状態が続いていると、赤血球や白血球、血小板などの血液中の量や成分に異常が起こり、血液が流れにくい状態になってしまいます。

これが、いわゆる血液がドロドロ、といわれる状態です。大人の場合は血液がドロドロなままでは脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因にもなりかねないのでとても危険です。

大人に限らず子供の場合でも、血液がドロドロな状態では脳に送り込まれる血流が低下して、血液不足が起きるので脳の機能の低下につながります。

【関連記事】青魚に含まれるDHAは子供のミカタ!脳の為の効率的な摂り方とは?

様々な栄養素を補うためのサプリメントの選び方

ホスファチジルセリン同様に、EPAやDHAもサプリメントで補給することも可能です。

特に、子供に必要な栄養素を集中的に配合した子供用のサプリメントなどもあり、大人向けのサプリメントよりも小さく飲みやすく作られていたり、粉末状でドリンクに溶かして飲むタイプなどもあり、飲みやすさの工夫がしてあるので子供に飲ませるときにおすすめです。

サプリメントを選ぶ際には、どのような成分がどれぐらい入っているのか、しっかり成分に注目して選んでください。

たとえばホスファチジルセリンをサプリメントなどで豊富に摂取しても、脳のエネルギーそのものが不足してしまっては、当然脳がしっかりと働くことができなくなってしまいます。

脳のエネルギー源となるのはブドウ糖のみで、ブドウ糖自体は果物や炭水化物、白砂糖からでも効果的に摂取できるので、極端なダイエットなどをしなければ特別に不足してしまうことはありません。ブドウ糖を脳にとってのエネルギーに変換するためには、ビタミンB1という栄養素が必要です。

できればホスファチジルセリンとあわせてDHAやEPA、ビタミンB1なども配合されているサプリメントがあれば一度にたくさんのブレインフードを摂取できるので効率的です。

もちろん、体調が悪かったり、たくさん食べ過ぎて胃腸に負担がかかりすぎてしまっては、かえって集中力が落ちる原因にもなりかねません。

いろいろな栄養素をバランスよく摂取したいのは確かですが、闇雲に食べさせるのではなく、いろいろな栄養補助食品なども有効に使いながら、上手に子供の栄養管理を続けていくことが大切だといえるでしょう。

まとめ

  • 細胞を増やして記憶力や集中力を高めたり、脳の機能が活発に活動している状態を維持することを助けるのがブレインフード。
  • ホスファチジルセリンというのはリン脂質の成分。代表的なのは卵黄や大豆にふくまれているレシチン。
  • 食品の中に含まれている量はごくわずかでしかないため、サプリメントなどを活用することがおすすめ。

 

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