成長期の野菜不足は病気を招く?大切な食事管理とは?

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特に現代の子供たちに不足しがちなのが野菜です。お肉やお魚は調理にもバリエーションがつけられ、長期保存も可能なので、日々の食卓に並べるのもさほど大変ではありません。

それに比べて、例えば毎食サラダで野菜を補おうと思っても、実は生野菜というのは食べている本人が思っているほど量が食べられるものではありません。その上、家庭での食事ならともかくお弁当など外で食べるものになると、手作りであっても外食であっても、どうしても野菜が少なくなりがちなのが難点です。

では、実際に野菜不足が子供たちの体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

成長期には様々な栄養素を必要とする

日本人の食文化は、過去50年の間に著しく変化しました。時代や文化の流れとともに、ファストフードや冷凍食品をはじめとした、いわゆる欧米型と呼ばれる食事が定番になりました。

ハンバーガーを想像していただければわかるように、ワンプレートでお肉のようなメイン料理を中心に、手軽に食べられるものが多い傾向があります。それに比べて、一汁三菜と言われる従来の和食は品数が多く、お米に始まり魚や野菜、豆や汁物まで、たくさんの食材を利用していろいろな種類の料理が一度に少しずつ楽しめるのが特徴です。

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人間は、そもそも骨や内臓、皮膚や髪の毛など、体や脳にまつわるありとあらゆる部分を構成したり、活動するためのエネルギーを補給したりするために栄養を必要としています。そして、栄養補給を十分に行うために日々食事をとっています。

体のありとあらゆる組織を作ったり動かしたりするためには、栄養といっても実にさまざまな種類の栄養素をバランスよく摂取しなければいけません。

効率よくたくさんの栄養を摂取するためには、やはりたくさんの食材を食べることが理想です。同じ肉類でも種類や部位によって含まれている栄養の種類が違ったり、ひとくちに野菜といってもやはり種類によって全然違う栄養成分を含んでいるからです。

このように、栄養バランスを考慮した食生活を送ることは誰にとっても重要なことです。そして、最適な栄養バランスというのは年齢や生活スタイルによっても異なります。たとえば20代の人と70代の人では必要な摂取カロリーも、栄養素も異なるからです。

では、人がもっとも栄養を必要とする時期というのはいつなのでしょうか?

とにかくさまざまな種類の栄養素を満遍なくたっぷりと必要としているのは、成長期のこどもです。成長期というのは通常、思春期直後の約3~4年間のことをあらわし、この間に大人としての肉体の基盤が形成されます。

たとえば背が伸びたり、内臓が大きくなったりと、まさに体自体が大きく成長します。これは、成長期に体内で成長ホルモンというホルモンが分泌大量に分泌されることが影響しています。

成長ホルモンは、適度な運動をした直後から約2時間ほどの間に大量に分泌されることがわかっています。また、それは睡眠時も同様。就寝してから最初の深い眠りにつくまでの2時間ぐらいの間にも成長ホルモンが増加することがわかっています。

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それから、睡眠、運動に続いて、日頃の食生活も成長期の子供にとっては大切です。

現代では十分な量の食事を摂取しているにも関わらず、栄養失調状態にある子供が増えています。栄養失調というのは食べ物が食べられない、ということではなく、必要な栄養が不足している状態です。つまり、偏食によって栄養バランスが偏っていたり、インスタント食品ばかり食べていて十分に栄養を摂取できていないことなども栄養失調の原因のひとつです。

栄養失調とまではいかなくても、カルシウムが不足している子供や、鉄分が欠乏していて貧血症の子供も増えているというので注意が必要です。

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引用元:bonedensity.net

しかし、食べ物自体は目に見えるものですが、栄養自体は目に見えるものではないため、頭ではわかっていてもきちんと栄養バランスを考えた食事を用意し続けるのは簡単なことではありません。

成長期の野菜不足が引き起こす3つの重大な症状

もちろん子供以外の人にとっても野菜が不足することは問題ですが、特に成長期にどのような影響を与えるのかというところに焦点を当てて説明します。その結果、大きく分けて3つの深刻な問題があることがわかりました。

骨や歯が弱くなる

多くの人が知っているように、骨や歯の主成分となっているのはカルシウムです。しかし、野菜には他の食材に比べて豊富なカルシウムが含まれているわけではありません。

しかし、カルシウムというのは本来体に吸収されにくい特徴をもっています。体に吸収されなければ、どんなに一生懸命カルシウムを摂取しても意味がありません。

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栄養素の中にはカルシウムの吸収をサポートする働きを持つものがいくつかあります。そのひとつであるビタミンDを一緒に摂取することで、カルシウムの吸収量を増やすことが可能です。ビタミンDは、きのこ類に豊富に含まれています。

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便秘体質になってしまう

豊富に食物繊維を含んでいる野菜というのはたくさんあります。こちらもたくさんの人に認知されている通り、食物繊維が不足すると便秘になってしまうことがあります。欧米型の食事が広がり、お肉や油を摂取している割に野菜の摂取量が少ない現代の子供の食生活の特徴です。

横浜市の医療機関によると、子供のうちの20%が便秘、32%が便秘の傾向にある、ということで、半数以上のこどもたちが多かれ少なかれ便秘の傾向があることがわかります。

長期間の便秘が続くと、便がさらに固くなってしまうのでますます排便が困難になります。その結果食欲不振や栄養不足を招いたり、お腹が痛いけれど便が出ない、という状況で常に学校の授業などに集中できなくなってしまうこともあるようです。

なにより、大腸は体の免疫気管のひとつでもあります。そのため、便秘になると体の免疫力自体が低下してしまうことがあります。

ニキビが治りにくくなる

思春期の子供たちにおいて、もっともよくある健康トラブルはニキビに関することです。思春期には、どんなに髪の毛などが触れないようにと衛生的にしていても、体の中のホルモンバランスの関係で過剰に皮脂が分泌されがちになり、これがニキビの原因です。

しかし、野菜が少なく、お肉や油っぽい料理を食べるとさらに過剰に皮脂が分泌される原因になってしまいます。また、先ほど上の項目でも挙げた便秘はニキビにも悪影響です。

それぞれの栄養素を豊富に含んだ食材

それでは、それぞれの栄養素が実際にどのような食材に含まれているのか、具体的な食材をあげてみました。

ビタミンD

ビタミンDは、キノコ類に含まれています。さらに、陽に当たるとビタミンDが生成されるという特徴があるため、干しきくらげや干ししいたけがおすすめです。

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食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。便秘予防には2つの食物繊維をバランスよく摂取することが大切です。たとえば りんごやバナナなどの果物、しいたけやわかめなどにたくさん含まれています。

なかなか量を食べることができないのが野菜不足になりがちな原因のひとつでもあります。そんなときは、生野菜ではなくて温野菜で食べることがオススメ。豚肉などと一緒にヘルシーに蒸し野菜にしたり、野菜炒めなど、温めることで一度に多くの野菜が食べられます。

また、ポトフのようにスープものにすれば、水分と一緒に外に出てしまった栄養素もスープでしっかり取り込めます。

子供は目を離すとついつい好きなものばかり食べたり、不規則な時間におやつを食べたりしがちです。成長期のお子様の健康状態を保つため、ご家庭でしっかりサポートしてあげてくださいね。

まとめ

  • 栄養失調とまではいかなくても、カルシウムが不足している子供や、鉄分が欠乏していて貧血症の子供も増えている。
  • 成長期の野菜不足は「骨や歯が弱くなる」「便秘体質になってしまう」「ニキビが治りにくくなる」3つの深刻な問題が起こる。
  • なかなか量を食べることができないので、温野菜やスープにして野菜を摂るのがおすすめ。

 

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