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子供の身長が伸び悩み、どうにか手助けできないかと悩んでいる方はいらっしゃいませんか。

子供の身長を伸ばそうと様々なサプリメントを調べるとアルギニンというアミノ酸の名前を聞くと思いますが、何故アルギニンが身長を伸ばすのに効果があるかご存知ですか。

今回はそんなアルギニンを代表とするアミノ酸が、子供の身長のどれだけ効果があるのかをご説明いたします。

身長が伸びるためにはアミノ酸は必須?

まず身長を伸ばす上でアミノ酸は欠かせない事をご説明します。

人間の体はタンパク質を素として作られていて、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸という事になります。

必須アミノ酸という言葉を聞いた事があるかもしれませんが、これは人間の体に特に必要なアミノ酸20種類の内、体内で生成できないアミノ酸9種類を指す言葉です。

体内で生成できないで食べ物などから摂取する必要があるという事で必須アミノ酸と呼ばれているわけです。

体の基となるタンパク質の構成要素がアミノ酸であるので、健康的な体を作るため、ひいては身長を伸ばすためにはアミノ酸は必須と言えるでしょう。

特に先に挙げたアルギニンは、成長ホルモンの促進効果が期待できるため、身長を伸ばすアミノ酸として注目されているわけです。

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アミノ酸の種類

さてアミノ酸自体は実は約500種類あるとされていますが、人間の体を作るためにはこの内20種類が必要とされています。

この20種類の内、体内で生成できない9種類を必須アミノ酸、それ以外を非必須アミノ酸としていますが、中には子供の時だけ生成できない準必須アミノ酸と呼ばれる物もあります。アルギニンが正しくこれに当たります。

それでは細かく必須アミノ酸と非必須アミノ酸の役割を説明していきます。

必須アミノ酸

必須アミノ酸はバリン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、ロイシン、リジン、メチオニン、スレオニン、ヒスチジンの9つになり、成長期の子供では生成できないアルギニンも一応準必須アミノ酸として含まれます。

9つある必須アミノ酸はそれぞれ体内における役割も効能も違っていますが、主に2つの効果をもたらしてくれます。

1つ目は成長促進です。バリン、イソロイシン、リジンなどがこの効果を持っているので、成長期の子供たちにはこれらの必須アミノ酸が如何に重要かが分かりますよね。

2つ目は健康維持です。それぞれ肝臓の機能を高める効果を持っていたり、ヘモグロビンや白血球の生成に関わったり、血圧をコントロールしたりと、体内の機能を向上させる部分でも活躍してくれます。

必須アミノ酸は成長促進と健康維持、特に血液や肝臓に働きかけてくれます。

非必須アミノ酸

非必須アミノ酸はグリシン、アラニン、チロシン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、アスパラギン、アスパラギン酸、セリン、プロリンの10種類です。
大人の方はこれにアルギニンも含まれる事になります。

非必須アミノ酸には成長促進の効果を持つ物はほとんどなく、主に体内で必要な物の素材となっています。例えばグリシンやプロリンはコラーゲンの材料となっていますし、プロリンはさらにコラーゲンの修副作用も持っています。

アスパラギン酸やグルタミン酸は神経伝達物質の材料となり、神経系のコントロールにも一役買ってくれています。

必須アミノ酸に比べると直接的に体を作るための材料となるわけではありませんが、健康的な身体を維持するためにはやはりこれらの非必須アミノ酸の効能も覚えておく必要がありますよ。

成長をサポートするアミノ酸とは

自然界には数多くのアミノ酸が存在すると言っても、人間の体に必要なのは20種類です。
しかしその20種類の中にもそれぞれ役割が異なっているため食事、運動、睡眠の3つの観点からアミノ酸を考えても摂取する物は変わってきます。

それぞれ役割が異なるように、どのタイミングでどれだけの量を摂取すれば良いのかという決まりがあるので、それを詳しく説明いたします

食事

まず必須アミノ酸は食品からしか摂れないので、何をどれだけ食べるかは非常に重要になってきます。

例えばアルギニンの場合、1日に3,000mgの摂取が推奨されていますが、これは鶏肉で言えば200g摂取する必要があり、子供はおろか大人ですらこの量の鶏肉を毎日食べている人はまずいないでしょう。

だからこそサプリメントでの摂取が注目されているわけでもありますが、子供の場合はやはり食事を通して栄養素を摂取した方が良いです。

これは必須アミノ酸に限った話ではありませんが、偏った栄養バランスの食事は体の健康を害する事になります。どんなに体に良いとされる栄養でも1日に摂って良い量と言うのは限られていて、それを超えると逆効果になってしまいます。

特に摂取量を超えた場合に悪影響を与えるのは内臓です。大量に摂った栄養が体の中で使い切れず消化器系を通して分解して体外へと出す事になるわけですが、この消化に使うエネルギーなどが増えて結果的に体内の健康を害する事になるのです。

なのでまだ体が出来上がっていない子供の場合は栄養が偏ると、すぐに体調が悪くなりやすいです。サプリメントを多用するという事は栄養が偏りやすくなる事なので、できる限り食事を通してアミノ酸を摂取していきましょう。

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運動

アミノ酸を効果的に活用したいという方の中には、やはり運動による筋肉の修復や強化を目的としている人も多いでしょう。イソロイシンは特に筋肉強化や体力増強にも効果的です。食品で言えば牛乳に含まれているので、乳製品などを用意してから運動すると良いでしょう。

こういったアミノ酸の摂取は運動前と後のどちらが良いのかと気になっている方もいますが、基本的には運動後30分以内が理想です。これは運動によって破壊された筋肉を修復するピークが2時間後である事と、アミノ酸の吸収にかかる時間を差し引いた時間になります。

基本的はとにかく運動後に何かしらアミノ酸を含んだ食べ物を摂取した方が良いという事を覚えておきましょう。

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睡眠

睡眠時は成長ホルモンが分泌される事もあって、如何に熟睡できているかが成長のカギを握っています。基本的にアミノ酸は食事による摂取が好ましいとしてきましたが、睡眠の質を上げるためにはサプリメントを使う方が良いです。

というのも睡眠前に食事をすると消化活動によって安眠できない体の状態になってしまいます。

飲み物の場合でも就寝30分前までに終えておいた方が良いと言われていますので、熟睡に効果的なアミノ酸であるグリシンやトリプトファンを就寝1時間から30分前に摂取するようにしましょう。

摂取してから寝るまでに1時間以上間を空けると、今度はアミノ酸による熟睡の効果が薄まってしまうのにも注意してください。

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コラーゲンやプロテインよりもアミノ酸を直接摂ったほうが効率的?

コラーゲンやプロテインも体作りや身長を伸ばすサポート食品としてよく話題に挙がりますが、近年これらを摂取するよりはアミノ酸を直接摂取した方が良いのではという声が多くなっています。

というのもコラーゲンは口から体内へと摂取した場合、1度アミノ酸に分解してその後で体内でまたコラーゲンへと合成して作っているため、アミノ酸を摂取した時よりも1度分解する手間がかかっている事になります。

分解するのにももちろん体内のエネルギーを使うわけですから、コラーゲンを摂取するくらいならアミノ酸を直接摂った方が効率的であると言われているのです。

むしろ体にとって大事なのはアミノ酸であり、コラーゲンではありません。どうせアミノ酸からコラーゲンを合成できるのですから、アミノ酸をバランスよく摂取していた方が体を効率よく強くする事ができます。

もちろん1度に大量に摂取すれば良いというわけではない事はしっかりと押さえ、アミノ酸を使って健康的かつ高身長な体を目指しましょう。

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身長が伸びる方法.com編集部

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