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タバコとお酒は本来未成年は法律で禁止されているので、吸ったり飲んだりする事自体が間違いですが、やはり解禁になる成人間近の年齢になると、「もう良いのでは?」と好奇心から手を出す子もいますよね。

今回はそんなタバコやお酒が体の成長に悪影響を及ぼすという話を詳しく解説していきます。好奇心で手を出したがために、本来手に入るはずだった高身長が手に入らなくなる可能性もありますよ。

タバコで身長が縮むと言われる理由

タバコの吸い殻
タバコが原因で身長が本当に縮むのかと疑問を抱いている方もいるかもしれませんが、これは事実です。実際に両親がタバコを吸っている家庭と、吸っていない家庭とでは子供の身長の平均に明確な差があり、タバコを吸っている家庭の子供の方が低くなっているのです。

タバコが身長を縮めるという言い方をしましたが、厳密には身長が伸びにくくなる、成長の妨げとなる原因がタバコには多く含まれているという事になります。

タバコには身長が伸びにくくなる原因が非常に多く存在しています。

一酸化炭素

まず1つ目の原因は一酸化炭素です。
タバコと言えばニコチンやタールという成分を聞く事が多いですが、身長が伸びなくなる原因としてはこちらの一酸化炭素もかなり有名です。

この一酸化炭素は血液中にある赤血球と結びついて、赤血球の本来の役割である酸素を体中に送り届けるという活動を阻害します。

酸素が体中に届かなくなると、細胞分裂の回数が減り、つまりは細胞の成長を阻害する事に繋がっていくわけです。

身長も全身の細胞が分裂して数を増やして伸びていくので、一酸化炭素は身長を伸びにくくする原因の1つと言い切れるでしょう。

ニコチン中毒

2つ目はニコチン中毒です。
タバコに含まれる成分として誰もが1度は聞いた事があるニコチン。これには依存させる作用があるばかりか、血管の収縮作用もあって血液の流れが悪くなる原因にもなっています。

ただでさえ一酸化炭素によって赤血球の活動が弱まっているのに、さらに血流まで悪くなってしまえば、酸素が行き届かなくなるのは容易に想像できますよね。

さらに依存症になると、つまりタバコを吸えないというだけでストレスを抱えるようになってしまいます。タバコを吸えないイライラがストレスとなり、肉体的にだけでなく精神的にもダメージを溜め込みやすくなります。

ストレスを溜めると体の機能が正常に働かなくなり、成長ホルモンも正常に分泌されなくなると言われていますので、身長が伸びにくくなる事にも繋がるのです。

ビタミンC消費

タバコに含まれる成分の中には老化現象をもたらす物も有り、その影響で体内のビタミンCが大量に消費されるという話があります。

「ビタミンCが無くなるだけなら問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は身長を伸ばす事においてはビタミンCは非常に重要です。

身長が伸びるという事は実は骨が伸びる事であり、ビタミンCは軟骨を作るコラーゲンの素材となっています。つまりビタミンCが体内に無いとコラーゲンが作れなくなり、軟骨を成長させる事ができなくなり、果ては身長が伸びない事に繋がるわけです。

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このようにタバコの成分には身長を伸びにくくするための物が非常に多く存在しているのです。そしてこれら以外にもタバコが与える悪影響が存在しているのです。

その他の悪影響

まずは睡眠の質の低下です。これは身長にも関係がありますが、タバコが吸えないストレスなどで睡眠の質が下がると、成長ホルモンも分泌されにくくなるためです。睡眠の質が下がれば体力も回復できず、余計に日々の仕事や勉強に対する集中力が無くなっていきます。

次に運動能力の低下です。これは一酸化炭素の所でも説明した、全身に酸素が行き渡らなくなる問題が関係しています。酸素が行き渡らないと力も出しにくくなり、また体が疲れやすく長時間の運動に耐えられないのです。

タバコを吸っている人は持久力が弱いというイメージは正解です。実際に体力が平均よりも低くなってしまっているのです。

身長に関係なく、タバコは体の正常な機能を低下させる要素が非常に多い点をよく覚えておきましょう。

子供のいる場所でタバコを吸わない

タバコを持つ手
そして最も気を付けるべき点が副流煙、受動喫煙です。

子供がタバコを吸わなければ大丈夫と思っている人がもしかしたらいるかもしれませんが、最初にタバコと身長の関係性として、両親がタバコを吸っている子供とそうでない子供の身長に差が出ている話をしましたよね。

正にあれが子供がタバコを吸っていなくとも、タバコが関係して身長が伸びにくくなっている実例です。

タバコから出る煙を吸うだけで、タバコを吸っているのと同じような悪影響が出てしまうので、必ず子供がいる場所、そして子供が立ち入る場所でタバコを吸わないようにしましょう。目に見えなくともタバコの成分が空気中には残っているのですよ。

未成年者がお酒を飲むとどうなる?

テキーラで乾杯する女子
さてこれまではタバコについて説明してきましたが、それではタバコと同じく未成年に禁じているお酒はどうなのでしょうか。

お酒はまだタバコほど悪いイメージを持っている人も少ないかもしれませんが、未成年という前提で考えるとお酒もあまり良い物ではないという事を説明していきます。

身体的な影響

まず身体的に身長が伸びにくくなるのは飲酒も同じです。骨の成長を阻害するばかりか、脳や肝臓にも悪影響を及ぼします。

特に脳へのダメージは、未成年の時に飲酒するからこそ起こる物で、記憶力や思考力、判断力の低下が発生します。

肝臓も脳と同じく成長し切っていないからこそ大きなダメージを受ける事になり、肝臓のアルコールを分解するという働きが機能しなくなると、他の臓器にまで悪影響が出る事にもなります。

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精神面への影響

脳へのダメージによって精神的な部分にももちろん悪影響が出てきます。勉強に対する集中力が弱まるばかりか、そういった事に対する意欲も弱まり、無気力な生活をしてしまいがちになります。

特に将来の事や夢を考えたり、それについて行動する事も少なくなってしまいます。

また性格が変化する事もあり、自己中心的になって怒りやすくなるという影響も出ます。未成年だからこそ、お酒の悪影響が出やすいのです。

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アルコール依存症とは

これはもちろん未成年に限らず飲酒する人すべてに可能性のある問題ですが、アルコール依存症は非常に危険な症状です。

お酒を定期的に飲まないと手の震えが止まらなかったり痙攣発作や吐き気、意識障害や幻覚を見るという症状にまで発展する事もあり、そこからさらに合併症として肝機能障害やうつ病などが発症する可能性も高いです。

基本的に断酒する事でしか治療できない上、断酒期間中は上記の依存症の症状に悩まされ続ける事にもなるので、簡単に治す事もできない非常に危険な病気です。

お酒への耐性が弱い未成年の方が依存症になる可能性が高いと思いますので、未成年時の過度な飲酒は絶対に止めるようにしましょう。

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その他にも考えられる悪影響

お酒による悪影響はこれら以外にももちろんあります。

依存症に近い症状として、お酒による解放感などを知ってしまったが故に他の事が楽しめなくなる状態です。お酒を飲んで酔って辛い事を忘れるというサイクルを早い内から作ってしまうと、そこから抜け出せなくなるわけです。つまりお酒以外に対する興味がかなり薄れてしまうのです。

それから性的な部分でも悪影響は出てきます。勃起障害や月経不順も飲酒と関係があると言われていますので、やはりお酒の耐性が弱い未成年時に飲むと、そういった面でも問題を抱えやすくなります。

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法律で禁止されているのには理由がある

タバコやお酒を法律で禁止しているのにはしっかりとした理油があり、その多くは子供たちの健康と将来を案じた物であると分かって頂けたでしょうか。

特にお酒は未成年だと悪影響を受けやすく、大人になってからは量に気を付ければ特に問題が無い物だと知っておいてください。大人にとって良い物だとしても子供にとっても良い物と当てはまるわけではないのです。

そしてタバコは未成年であろうと大人であろうと悪影響を及ぼし、そして吸っている人だけの問題でもないというのをよく覚えておきましょう。

どちらにせよ未成年の内はこれら2つとは関わらなくても済むような、健康的でストレスのない生活を過ごしていきましょう。

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身長が伸びる方法.com編集部

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