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突然ですが、HGHという言葉を聞いたことがありますか?
HGHは、身長と大きく関係しています。

運動や勉強が苦手、という子供には塾に行かせたり勉強を教えたり、と一生懸命手伝うこともできますが、子供の成長ばかりはどうサポートしたら良いのか悩んでしまいます。

しかし、できる限り丈夫な体に育って欲しいと思うのは親として当然の願い。特に、昔に比べて平均身長が年々伸びている現代では、身長の伸び方については周りのお友達と比べたり、子供自身も気に病むことが多いポイントです。

今回は、子供の身長に関係するHGHのお話です。

HGH(ヒト成長ホルモン)とは?

HGHと聞くと、なんだかとても難しい用語のような気がしますが、これは「ヒューマン・グロス・ホルモン」のことをあらわしていて、日本語では「ヒト成長ホルモン」と呼ばれます。いわゆる成長ホルモンといわれれば、一度は聞いたことがあるという人も少なくないでしょう。

HGHは脳の下垂体という場所から分泌されるホルモンで、子供大人にかかわらず、人間の体に常に分泌されているホルモンの一種です。人の体のなかにはたくさんのホルモンが分泌されていますが、HGHの分泌は15歳から20歳のあいだがピークです。その後急速に分泌量が低下していき、40歳の人の体内では、20歳のときに比べて約40%ほどの分泌量になってしまいます。

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引用元:zlife.jp

人間の骨には、生まれつきそれぞれの骨の端に骨端線という軟骨があります。成長期を終えるまで、骨端線はやわらかく、成長ホルモンをあびることでゆっくりと伸びていきます。成長期が終わると、他の骨同様に固くなってしまい、そうするともう骨端線が伸びることはありません。

つまり、成長期にしっかりと骨端線が伸びることが大切で、そのためには体内で十分な量のHGHが分泌されるのが必須条件です。

その他にも、HGHには新陳代謝をコントロールしたり、筋肉を強くする役割があります。新陳代謝と身長はあまり関係がないと思われがちですが、人間の体は常に代謝を行っています。骨も例外ではなく、骨が代謝を繰りかえすことによって、強くなったり大きくなったりしていきます。新陳代謝をコントロールするということは、骨の新陳代謝にも関係するので、身長にも影響を与えます。

HGHを効果的に分泌させるには?

HGHを効果的に分泌させることが身長を伸ばす大きな鍵となることはわかりましたが、ではどうしたら効率的にHGHを分泌させることができるのでしょうか?

HGHを効率よく分泌するには、睡眠、運動、食事、の3つにポイントがあります。

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質の良い睡眠をとる

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という浅い眠り、深い眠りがあり、睡眠時間はこれが交互に繰り返されます。

HGHは、眠りについてから最初の深い眠りに入った直後から多量に分泌されることがわかっています。しかし、しっかりと規則正しい生活を送っていなかったり、眠る前に刺激を受けると深い睡眠につくことができない場合があります。

眠る直前に食事をしたり、激しい運動をしたりすると刺激を与えてしまいます。また、一般的にブルーライトといわれるテレビやパソコン、携帯電話の光も脳を刺激してしまうため、就寝前にはなるべく使用しないようにしたり、使用する場合はブルーライト軽減用のメガネをかけるようにするなど、対策に工夫をしてみてください。

また、22時から2時までの時間は睡眠にとってのゴールデンタイムと呼ばれています。この時間にHGHの分泌がピークになるので、22時までに就寝しておくと良いでしょう。

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スロートレーニングをする

適度な運動をすると、直後からHGHの分泌が活発になります。筋肉にたまった乳酸がHGH分泌のサインになるからだと考えられています。つまり、HGHのためには有酸素運動よりも筋トレなどの筋肉を集中的に使用する運動のほうが効率が良いといえます。

ここでおすすめなのはスロートレーニングです。強度の高い筋トレはトレーニングマシンやダンベルなどが必要なのでジムやトレーニングセンターでしかできません。しかし、スロートレーニングは自宅でもできるのでとても手軽に挑戦できます。

重りとなるものを使用しなくても、関節を伸ばしきらないように呼吸を続けながらゆっくりと動作を行うのがスロートレーニングです。腕立て伏せやスクワットのようなどこでもできる運動を、ひとつの動作ごとに3秒かけて行うだけで、スロートレーニングになります。

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たとえばスクワットをやるときは、息を吸って3秒かけて膝を曲げながら、息を吸いながら3秒かけて息を吐く、といった感じです。10回を1セットに、3セットぐらい行うのを目安にしてください。

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食べる「時間」を決めず、お腹がすいたら

HGHを効率的に分泌させるための最後のポイントは、食事です。空腹をかんじるとHGHの分泌が増えます。しかし、最近はコンビニやファストフードなど手軽に食べられるものが増えたため、実は空腹を感じる前に食事をとってしまうことが多々あります。朝起きたから、夜だから、と食事をするより、空腹を感じたら食事をとりましょう。

後からお腹が減ってしまうことを心配してついつい食べ過ぎてしまうことがありますが、少量に分けてまたお腹が空いたら食べる、というのも体にとっては良いことです。

もちろん食べ過ぎはカロリー過多を招き肥満のもとにもなるので、一度の食事量を2度にわけるなどの工夫をするようにしましょう。

食事に関しては、もちろん食事内容も栄養バランスを考えて作ってあげましょう。成長期の体にはカルシウムやビタミンを始めとした、様々な栄養素をバランスよくとりいれてあげることが大切です。お肉や魚、野菜など、一汁三菜を目標としてください。

忙しい毎日の中では、毎食品数豊富に食事を用意するのは簡単なことではありません。作り置きの副菜や冷凍保存などを活用すれば、食事を用意する大変さも軽減できます。

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その他のHGHを分泌させる方法

その他にも、HGHサプリメントというものが販売されています。HGHは子供の身長を伸ばす以外にも、代謝を高めることで肌がきれいになったりという効果が期待できるため、大人の人でもHGHサプリを飲んでいる人もいます。

また、病院で低身長症であることが認められると、場合によっては成長ホルモン治療を受けられます。これは、自宅などで成長ホルモン剤を自己投与する方法です。成長ホルモン治療の治療期間は長期間にわたることが多いため、医療費の負担を軽減するための医療費補助制度などもあるので、治療を受ける際には調べてみると良さそうです。

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体の成長に関しては、なかなか親が手助けできるものではない、と思いがちですが、実は日常の生活習慣がHGH分泌に大きく影響していることがおわかりになったのではないでしょうか?

スマートフォンなどの普及により、ベッドに入ってからもゲームなどをやっていてなかなか寝付けない子や、受験の際には遅くまで勉強をしている子もたくさんいます。しかし、成長のためにはやはり規則正しい生活がとても大切です。

学校で生活している日中の時間は運動や食事がしっかりと管理されていますが、お休みの日でも遅くまで寝ていたり夜更かししたりしないように、親が生活をサポートしてあげることが重要です。

そのうち背が伸びる、と思っていても、案外すぐに終わってしまうのが成長期の期間です。身長だけでなく、丈夫な体作りは一生の健康にも影響することなので、成長期の期間にしっかりと成長ができるような環境を整えてあげるようにしましょう。

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身長が伸びる方法.com編集部

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