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子供が股関節の痛みで苦しんでいると親はつらい思いをします。

股関節は直立歩行には大変重要な働きをする関節です。股関節を痛めると自由に歩きまわることができません。

子供の股関節が痛む原因は「成長痛」や「単純性股関節炎」などですが、もっと重篤な病気にかかっている場合もあります。

成長痛とは?

成長痛とは3歳~10歳位の子供に起こる下半身の痛みです。成長痛は病気ではありません。夕方から夜中にかけて痛みが起きてきますが、持続時間が30分程度と短い事が特徴です。一晩眠ると翌朝は元気に出かけます。

成長痛の起こる原因は、その昔、身長が伸びる時に骨が伸び、筋肉を引っ張ることにより炎症を起こして痛くなると信じられてきましたが、そうではないことが最近分かってきました。

現在考えられている成長痛の原因は2つあります。

1つ目は成長痛=筋肉痛と言う考え方です。子供は昼間に遊びまわり、筋肉を使います。使うところは主に足です。そして夕食後に筋肉痛として現れるのです。

もう1つの説は精神的ストレスによる痛みです。精神的なストレスがなぜ痛みになって現れるのかが良く分かっていません。しかし肉体的な疲労、ストレスが痛みになるのと同じように、精神的なストレスも神経系統に働きかけて痛みを感じると言う事なのでしょう。

医学は進歩しても人間の営み全てを科学的に説明できないのです。そこが人体、人間の不思議なところでしょう。機械なら断線していいるとか、油が漏れている等の理由で動きが悪くなるのですが、人間は非常に複雑な要因が絡み合っていると推測できます。

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成長痛の股関節の痛み

股関節は足の付け根にあり、成長痛が起こる可能性はあります。子供は限界を超えて運動します。大人ならばできないとか無理だろうと判断して行わない事でも、子供はチャレンジします。限界を知らないのが子供の良いところなのでしょう。

子供は怖いもの知らずで、目いっぱい足を広げることもするだろうと推測できます。そうすると股関節には相当無理な力がかかり、関節を痛める可能性があるのです。しかし幸いなことに成長痛であれば短時間で治ります。

子供には大きな回復力が備わっているようです。大人には無理なことですが、夜に泣くほど痛がっていたとしても一日寝て、朝起きればまた元気に登校するのです。

一方精神的なストレスが原因で起こる成長痛は少し厄介です。筋肉の疲れの様にある程度筋肉疲労と痛みの出るところには因果関係があるのですが、精神的ストレスによる成長痛の場合は、痛みの出るところがわかりません。

痛みが長く続かないことが成長痛の特徴ですから、夜に痛んでいた股関節が朝になれば何ともないようであれば、一安心という事です。

単純性股関節炎の可能性

子供が股関節痛を訴えた場合、成長痛か単純性股関節炎のどちらかである可能性が高いと言えます。夕方から夜にかけて痛みを訴えて、30分から1時間ほどで治れば成長痛であり、朝や昼間に突然痛みだし、その痛みが長時間継続する場合は単純性関節炎と思われます。

念のために病院へ行き診察を受けることが大切です。未来ある子供を専門知識のない親が勝手に診断して病名を決め付けるのは良くありません。

もしも単純性股関節炎ならば関節が炎症を起こしていると考えられます。炎症の原因はウイルスであり、関節に入り込んで、その場所で炎症を起こしていると考えられます。

股関節が痛む前に、風邪を引いていたりすると単純性股関節炎の疑いが強くなります。単純性股関節炎はウイルスによる炎症ですから、治療は抗生物質などによる薬物治療と言う事になります。

単純性股関節炎は3歳から6歳位の幼稚園生に発生する確率が高い炎症であり、場合によっては微熱があるかもしれません。ウイルスによる炎症なら熱が出る可能性があるのです。

抗生物質を飲み、ベッドで安静にしていれば1週間程度で治ると言われています。

心配な場合は病院へ

病気の処置で、やはり一番大切なことは子供の性質を良く知っている事です。そうすれば運動のやり過ぎなのか、股関節の使い過ぎによる成長痛なのか、その他の病気なのかの判断がしやすいのです。

たとえば日常的に活発に動きまわり、スポーツが好きで、ストレスを抱え込まないような天真爛漫な子供であれば、おそらく筋肉疲労による成長痛の可能性が高いと考えても間違いないかもしれません。

一方活動が控えめで、どちらかとういうとストレスをため込むタイプの子供ならば、精神的ストレスによる成長痛かもしれません。この場合は子供と積極的に接して心を温める必要がありそうです。

成長痛でない股関節の痛みなら、病院を受診する必要があるでしょう。先ほど述べた単純性関節炎の他にも考えられる病気が4つあります。

グロインペイン症候群

1番目はグロインペイン症候群でサッカー選手に多くみられる症状です。

筋肉や関節の使い過ぎが原因であり、運動後のスポーツマッサージを取り入れてクールダウンするという予防が大切になります。もちろんサッカーを止めて、足を使わなくなれ自然に治るでしょう。

ベルデス病

2番目に考えられるのはベルデス病です。大腿部の血行が悪くなり発症すると言われています。発症する年齢は小学校低学年(6歳から8歳)で、男児に多く発生する病気です。

発症の確率は非常に低いです。

この病気は1990年にベルデスによって発見された病気ですが、いまだに血流の悪化がどうして起こるのかは解明されていません。ちなみに、日本での発症確率は2万人に1人と言われています。

化膿性股関節炎

3番目は化膿性股関節炎です。これは黄色ブドウ球菌が股関節に侵入して炎症を起こす病気です。治療法は抗菌剤の投与や化膿している部分にある液体を吸い出すことです。

大腿骨頭すべり症

4番目の可能性は大腿骨頭すべり症です。この病気の原因は解明されていませんが、ホルモンの異常により発症するのではないかと言われています。

対処法は手術しかありません。早期に発見して、早期に治療しましょう。

成長痛 股関節
いかがでしたか?

子供が痛がる姿は見るに忍びないですよね。成長痛の様な一過性で後遺症として残らない痛みであれば幸いなのですが、病気の兆候や病気になっている場合の痛みは、対処の仕方を間違えば取り返しのつかないことになる可能性があります。

股関節は人間が人間である2足歩行を可能にする関節です。股関節が炎症を起こしたり、病気になれば歩く事が出来なくなります。子供は何も知らずに無邪気に遊んでいますが、親は子供が痛みを訴えると「ドキッ」とするでしょう。

痛みは「病気」を連想しますから、気が気でありません。生兵法は怪我の元と言いますから、安全策を取っる気持ちで、子供が痛がれば病院に連れて行くことは良いでしょう。しかし子供が痛がった場合は、親身になった手当(痛い所に手を添える)配慮はしたいものです。

手を当てる行為は一見して無駄なようにも思いますが、さにあらず。スキンシップにはなるし、子供の痛さの程度はが分かり、痛みを共有すると言う効果もあります。子供が痛みを訴えたならば、まずは「手当」をしましょう。

まとめ

  • 成長痛とは3歳~10歳位の子供に起こる下半身の痛みで夕方から夜中にかけて痛みが起き、持続時間が30分程度と短い事が特徴。
  • 子供が股関節痛を訴えた場合、成長痛か単純性股関節炎のどちらかである可能性が高い。
  • 単純性股関節炎は3歳から6歳位の幼稚園生に発生する確率が高い炎症。
  • 成長痛でない股関節の痛みなら、病院を受診する必要がある。

 

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