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多くの方がこどもの時に経験したことがある成長痛ですが、身長伸びるサインだということで良いことだと言われてきた一方で、こども自身は痛みが強くでることもあり避けられるのであれば避けさせてあげたいところです。

では、成長痛というのはなぜ起こってしまうのか、あるいは成長痛がなくても身長は伸びるのかについてみていきましょう。

成長痛で「身長が伸びる」メカニズム

成長痛で「身長が伸びる」メカニズム
成長痛というのはそもそもなぜ身長が伸びると言われているのか明確に把握していない方も多いのではないでしょうか。

実は成長痛というのは明確な原因というのはわかっていません。しかし、原因の一つに骨端線が急激な成長を遂げることによって骨端線周辺で痛みが生じてしまうのではないかといわれています。

身長が伸びるためにはこの骨端線の成長が重要なため、特に幼児は成長痛が起こりやすくなってしまうのが特徴です。

また骨端線は足や背骨にある軟骨組織となっているため、成長痛が起こってしまう場合、膝や足の甲、股関節といった下肢の部分に生じる場合が多いのも特徴の一つとなっています。

また、痛みによる時間帯も30分から長くて1時間ほどで、痛みが生じては収まってという様に周期的な痛みになることが多いです。そして夕方から夜中にかけて生じることが大半で、こどもの睡眠の妨げになってしまうこともあります。

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幼児に多い成長痛

一番成長が早い時期というと幼児期が挙げられるでしょう。幼児は特にこの骨端線の成長が著しく、幼児から小学生低学年ぐらいまでに成長痛を訴えるこどもが多いです。

幼児の成長痛の場合、自分では説明できない痛みや急に痛みを訴え泣き叫んでしまうこともあるため、救急で病院に駆け込む方もいます。

しかし、成長痛かそうでないかを見極めることでこどもに不安を与えることなく対処をすることができるので、幼児だからといって成長痛がないとは考えないようにしましょう。

特に幼児は先ほども言ったように成長が早い時期になりますので、筋肉と骨の成長のバランスが崩れてしまいやすく、何か運動を始めたことをきっかけに成長痛が訪れてしまうこともあります。

もし成長痛によってこどもが痛みを訴えている場合、後述する成長痛の対処法をおこなえば和らげることができますのであなた自身も落ち着いて対処するようにしてください。

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思春期に起こる成長痛

幼児に起こる成長痛は珍しいと感じてしまうのは思春期に起こる成長痛がとても目立っているからではないでしょうか。

成長痛を自覚する年齢というのは小学校高学年以上が最も多く、また成長痛と勘違いされがちな疾患が起こっている可能性もあるので注意が必要です。

成長しているために起こっている痛みなら問題ないのですが、小学校高学年以上からサッカーや野球、バスケなど運動を活発的におこなうことによって起こるスポーツ障害も成長痛と混同されてしまいます。

これは成長痛ではなく正確にはオスグッド・シュラッダー症候群と呼ばれ、一般的にはオスグッド病と略されることが多いです。このオスグッドになってしまうと、骨端線の成長によって起こる痛みではなく脛骨粗面と呼ばれる膝の皿の下にある部分が前に出てしまいます。

オスグッドは成長痛の一種ではなく大腿四頭筋が硬くなってしまい脛骨粗面が引っ張られてしまうことによって起こるのです。

小学生や中学生はこの脛骨粗面の成長が完全ではなく軟骨でできあがっているために引っ張られると剥がれ落ちやすくなっているのでオスグッド病になりやすいと考えてください。

オスグッドの場合は適切な治療とケアをおこない、ふとももの筋肉の柔軟性を高め、体の使い方についても見直しをはかることで痛みを緩和することができます。

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骨の急激な成長に筋肉がついていけない

そもそも骨端線の成長というのは骨が成長しているということですが、筋肉が成長するのとは別問題となっているため、骨端線の成長に筋肉がついていけなければ筋肉が引っ張られてしまい骨と筋肉の結合しているところで炎症を起こしやすく痛みが発生してしまいます。

成長期は骨の成長と筋肉の成長によって身長が伸びていきますので、この2つのバランスが崩れてしまうことによって成長痛が起きやすいと言って良いでしょう。

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成長痛がないと身長は伸びない?

成長痛がないと身長は伸びない?
骨端線が成長することによって起こる成長痛は痛みを伴いやすいということですが、成長痛がないと身長は伸びないように感じてしまいがちです。

しかし、実際に成長痛のことを知ることによって骨端線と筋肉の成長のバランスが良ければ痛みを感じることなく身長が伸びていくことができると想像できた人も多いのではないでしょうか。

また、身長が伸びる順番としては骨が成長してから筋肉が伸ばされていくので、筋肉が軟らかくなっていれば成長痛も起こりづらいと言えます。

そのため、成長痛が起こる前にストレッチなどの対処をしっかりとおこなっておくことで、成長痛のつらさをこどもが感じることなく成長できるので、この後の成長痛の対処法を参考に成長痛予防をしていきましょう。

成長痛の対処法とは?

成長痛の対処法とは?
実際に成長痛が起こってしまうと、こどもにとっては避けようのない痛みが襲ってしまうため痛みがくるというストレスによって身体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もゼロではありません。

成長痛を抑えるポイントとしては筋肉を軟らかくさせるということなので、軟らかくさせるためにはどうすればいいのかということに関して注目してみていきましょう。

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マッサージ

成長痛が起こっている部位は、筋肉が硬ければ硬いほど痛みを感じやすくなってしまいます。そのため、痛みが起こっている周辺の筋肉をマッサージしてあげましょう。

マッサージもあまり強くおこなってしまうと筋肉が壊れてしまい余計に痛みが起こってしまうこともあるので、やさしく撫でるような感覚でマッサージをしてください。

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ストレッチ

成長痛予防として筋肉を軟らかくすることが大切なので、ストレッチをして骨の成長に合わせて筋肉が伸びるようにしてあげると良いでしょう。

筋肉も幼児のうちは軟らかいですが、成長していくにつれて筋肉は硬くなりやすいです。そのため、まだこどもだから筋肉が硬くならないと油断せずにしっかりとストレッチをさせてあげましょう。

特にこどもと一緒にストレッチをすると自分自身の健康にも効果的なのでおすすめです。

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靴のサイズは適切ですか?

こどもの成長というのは身長だけではなく足も同様に成長していきます。そのため、少し前に買った靴でもサイズが小さくなってしまうことも多々あり、頭を悩ませることも少なくありません。

しかし、適切な靴のサイズを履いていないと足の指の力を鍛えることができない、あるいはふくらはぎの筋肉発達に悪影響を及ぼす可能性があります。

かといって大きめのサイズの靴を履かせると靴の中で足の力をいれられずに泳ぐことになるため、脚全体に余計な力をいれすぎて身体のバランスを崩してしまい、結果として成長痛が出やすくなる、あるいは正常に成長しづらくなってしまうことにつながるのです。

成長するたびに買い替えるのは面倒でコストもかかってしまいますが、適正なサイズの靴を履かせるのはこどもの発育にとても重要だと考えて行動していきましょう。

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痛みが治まらない時は迷わず整形外科へ!

痛みが治まらない時は迷わず整形外科へ
成長痛の特徴として夕方から夜半にかけて30分から1時間ほどの痛みということを先ほどお話しました。

油断してはいけないのは成長痛だと思って放置していたところ、骨の病気のための痛みであったということが、症状が悪化してから発覚するということです。

あくまで症状から予測することしかできないため、安易に脚の痛みを成長痛と捉えずに、しっかりと経過観察をしてから判断するようにしましょう。

また、痛みが全く治まらないようであれば、早急に整形外科で専門医に症状を診てもらうようにしてください。

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身長が伸びる方法.com編集部

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