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成長期のお子さんに見られる原因不明の痛み。わたしたちの子どもの頃を思い出しても「成長痛だから大丈夫」「そのうち治るから」と、特に治療といった治療がなかったような気もします。

確かに「成長痛」の場合は、これといった治療法もなく、しばらくするとすっかり痛みがひいているということもありますが、あくまでそれは整形外科など専門医の先生の診断があってこそです。

こんな場合は「成長痛」?

膝 成長痛
引用元:www.ashiuratengoku.co.jp
  • スポーツや運動のあとの膝や踵の痛み
  • 中高生の膝や踵の痛み
  • 腕やひじの痛み

こういった場合は「成長痛」なのか、そうでないのか。
答えは「成長痛ではないかもしれない」です。なかにははっきりと「成長痛ではない」と言えるものもあります。

逆に言うなら、上にあげた痛みを「成長痛だから」「そのうち治るから」と放っておくと、思わぬ怪我や原因が隠れたままになってしまうかもしれません。

そうすると、早期に発見して早期に治療するということが出来なくなってしまい、どんな故障や怪我、症状にとってもいいことはありません。

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どんな痛みが成長痛?

それではどのような痛みが成長痛なのでしょうか?
いま上げた症例をふまえて見ていただければ、成長痛なのかそうでないのかがわかるかと思います。

成長痛とは主に思春期前の成長期、3歳から10歳ぐらいまでの子どもに見られる、炎症などを伴わない原因不明の膝や踵の痛みのことを言います。

ですから、スポーツや運動のあとの痛みは、負荷がかかることによって炎症などが起きているかもしれませんし、腕に出る痛みも成長痛とは言えません。

また、成長痛の定義がはっきりしておらず、まったくないとは言い切れませんが、身体が成長すると成長痛はおさまるとされていますので、中高生の場合も成長痛の可能性は低くなります

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成長痛かどうかの判断は専門医で

膝 成長痛
成長痛自体は、たいていが1時間から2時間程度で治まるため、これといった治療法もなく、さほど心配はいりませんが、かといって本人や周りのおとなが「成長痛」だと楽観視するのはキケンなことです。

必ず整形外科など専門の先生に診て貰ったうえで判断してください。

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無理をするのは他に負荷がかかることも

成長痛には炎症がともなうわけではありませんので、安静にする必要もなく足を動かすこともできないこともありませんが、膝に痛みが出ている状態で歩いたり走ったりすれば、普段の動かし方と違った動かし方になり、膝の痛みをかばって他の筋を違えたり、悪くすればそこに炎症が起きることもあります。

なにより痛みがあるときに身体を動かすのは苦痛なことだと思います。まずは膝に痛みがあるときは、ほかの箇所を痛めてしまうこともありますので、身体をゆっくり休めてあげることを優先しましょう。

膝の痛みはオスグッド病の可能性も

オスグッド病
引用元:uzumasa-hirakawa.jp

 
素人判断で成長痛と判断すると、他の病気を見落とすことがあるということをお話しましたが、成長痛かな?と思った膝の周辺の痛みは「オスグッド病」の疑いもあります。

聞きなれない病名、言葉かもしれませんが「オスグッド病」の「オスグッド」とは、この障害を発見した整形外科医、ロバート・ベイリー・オスグッド氏の名前からついた病名で、この障害を別々に発見した外科医カール・シュラッター氏の名前と並び「オスグッドシュラッター病」「オスグッドシュラッテル病」とも呼ばれています。

この障害は膝の周辺の脛骨や膝の裏に痛みがみられる、骨の障害です。10歳から15歳のサッカーやバスケットボールなどのスポーツをしている男子に多くみられる傾向があります。

オスグッド病
引用元:sikanoko.com

 
10歳ぐらいのお子さんですと、まだ成長痛が起こることもあるので、オスグッドシュラッター病の痛みを成長痛と勘違いすることもよくあるようですが、お子さんがサッカーやバスケットボールのほかにも、ジャンプやダッシュなどタテに動きのあるスポーツをしている10歳ほどのお子さん、特に膝のお皿の下のあたりの痛みの場合は、この障害を疑って整形外科での診察をおすすめします。

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精神的な不安からくる痛みも

膝 成長痛
膝に出る成長痛は、はっきりとした原因がわからないだけに、逆に言えばさまざまなことが考えられます。

未成熟の膝などに疲れがたまり、それが成長痛として痛みとなってあらわれるとも考えられていますが、そのほかに精神的な不安などが成長痛の原因である可能性もあります。

大人は経験からも自分の感情に「怒り」や「悲しみ」や「不安」といったように区分けすることができ、自己分析やその感情をコントロールすることができますが、子どもは感情を表現したり言葉にしたりすることができないことが多く、その感情が痛みとしてあらわれることが考えられます。

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成長痛をやわらげるには

膝 成長痛
成長痛は痛みが治まるまで「待つ」ことしかできませんが、その痛みがメンタル面からくる場合もそうでない場合も、リラックスできる環境を整えてあげて、精神的な不安をとりのぞいてあげることが大切です。

 
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身長が伸びる方法.com編集部

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