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成長ホルモンというと、成長期や思春期の発育のため「だけ」に必要なホルモンのように思うかもしれません。

しかし成長ホルモンは幼少期や青年期だけでなく、生涯を通して分泌されるホルモンで、私たち大人にとっても重要なものなんです。


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そもそも「ホルモン」って?

成長ホルモンのほかにも、副腎皮質ホルモンや甲状腺ホルモン、よく耳にするところだと(男女)性ホルモンなど、人間の身体では100種類以上のホルモンがつくられ、分泌されています。

ホルモンは、微量でも人間の身体の機能を整える働きのある、健康を維持して生活していくためには、欠かすことのできない物質です。

成長ホルモンとは?

では成長ホルモンとはどのようなホルモンなのでしょうか?

成長ホルモンは脳が指令を受けると、脳の真下にある脳下垂体(下垂体)から分泌される、成長や代謝を促してくれる内分泌液です。

「成長」という言葉の通り、確かにその分泌量は、最も多く分泌される思春期の前を100%だとすると、思春期後半では200%とおよそ2倍の分泌量となり、その後は加齢とともに50%、30%と分泌量が低下するものの、生涯を通して分泌され、人間の身体を整える働きをしてくれています。

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骨を伸ばし、身長を伸ばしてくれる

成長ホルモンが身長を伸ばす働きをするためには、骨端線が受容体となります。つまり、身長が伸びるには骨端線がなくてはなりません。成長ホルモンが骨端線に働きかけることにより、細胞分裂をうながし、骨が硬くなり身長が伸びます。

身長が伸びる食べ物
引用元:おおきくなぁれ

骨端線は足や腕などにある軟骨組織のことで、骨の端にあるこの骨端線が細胞分裂を起こし(破骨細胞)、その後あらわれる骨芽細胞が鉄骨をつくり、そこにカルシウムが付着することにより、軟骨組織から硬い骨をつくりだします。

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胸を大きくする

女性は思春期をむかえると第二次性徴があらわれ、胸がふくらみはじめますが、成長ホルモンには胸を大きくする、バストアップの働きもあります。

成長ホルモン 効果
バストアップには、ラクトゲンというものが受容体となります。このラクトゲン受容体へ成長ホルモンが働きかけ、胸の成長を促します。しかし、ラクトゲン受容体の成熟期が10歳から30歳なのに比べ、成長ホルモンは最も多く分泌されるのが13歳から17歳と、ひとによっては時期がずれることがあり、胸の成長に差がでることがあります。

筋力をつける

筋力をつけたり、向上させるためにも成長ホルモンの働きは欠かせません。筋肉のトレーニングはじめてから15分前後で、脳下垂体から分泌される成長ホルモンが、遺伝子に働きかけます。その成長ホルモンの働きにより、筋肉でタンパク質を合成します。

トレーニングの後2時間前後で筋肉が再合成され、筋肉が強化されると考えられます。

ただし成長ホルモンの分泌には、強い負荷が必要となります。筋肉のトレーニングの場合、筋肉に80%程度の負荷がかからないと、成長ホルモンの分泌には影響がないとされています。

運動後 プロテイン
引用元:www.weider-jp

また、成長ホルモンの分泌には、短距離走など瞬発力を必要とする運動が効果的ですので、筋力アップのために成長ホルモンの分泌を目的としたトレーニングを考えている場合には、そのようなことを念頭に入れておいてください。

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そのほかにもさまざまな代謝の促進がある

そのほかにも成長ホルモンの働きは、「糖質代謝」や「脂肪代謝」を整え、促進します。

糖質の代謝では血糖値を高めることにより、エネルギー消費を高める働きがあり、脂肪の代謝は中性脂肪を分解し、血液から肝臓に送られて、肝臓で分解することにより体脂肪を減らす働きがあります。

成長ホルモンの分泌は低下するもの

最初にお話したように成長ホルモンの分泌は加齢とともに低下します。と、いうことは、糖質の代謝や脂肪の代謝もだんだん加齢とともに、代謝されにくくなります。

運動のほかに睡眠でも

成長ホルモンの分泌を促すためには、負荷の強いトレーニングや短距離走のような運動も効果的ですが、生活環境によってはなかなか運動する時間や場所がないというひとも少なくないでしょう。

運動のほかに、成長ホルモンの分泌に必要なものに「質のいい睡眠」というものがあります。人間は寝ている時に深い眠りと浅い眠りを交互に繰り返していますが、深い眠りの「ノンレム睡眠」のときに、成長ホルモンは多く分泌されます。

睡眠の周期を調べてみると、緊張状態や興奮状態、遅い食事のため内臓が休めていないときなど、平常時の睡眠にくらべて深い眠りにつけないことがあります。成長ホルモンの分泌のために質のいい睡眠を心がけるならば、就寝1時間前はリラックスして就寝に備えるのがおすすめです。

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成長ホルモンの分泌不全も

なかには先天的な原因や、脳の腫瘍が原因となって、脳下垂体が圧迫を受けるなどして、成長ホルモンの分泌が低下する場合もあります。

そうした場合には、ケースによってホルモン剤を投与する治療もありますし、体質改善のためにホルモン剤の投与を希望するひともいます。生活環境や生活習慣を改善しにくいという場合には、方法のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

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身長が伸びる方法.com編集部

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