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お子さんの身長の伸びが停滞していたり、明らかに成長曲線から外れてしまっている場合では小児の成長ホルモン分泌不全性低身長症が疑われます。

親はこの症状に早めに気づいてあげる事で適切な対処ができるでしょう。

成長ホルモン分泌不全症で不足?成長ホルモンとは

成長ホルモン分泌不全症
子供の身長に大きく関係している成長ホルモンとは脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンの事です。

成長ホルモンは成長期に盛んに分泌されますが、実は成人になっても分泌され続け、様々な体の機能に影響をもたらします。

成長ホルモンの主な働きは以下のようなものです。

  • 身長・骨格を伸ばす
  • 疲れた体や怪我をした時の細胞を回復する
  • 感染症への免疫機能と生活習慣病などの予防
  • 肌質を安定的に保つ
  • 髪や爪の発育
  • 肥満予防

このように成長ホルモンは、成長関連の役割の他、あらゆる臓器に対して働きかける事で代謝機能を安定的に保つ働きもしています。

成長ホルモン分泌不全性低身長症とは

身長の伸びに深く関係している成長ホルモンは分泌される視床下部に何らかの異常をきたす事で子供の身長をストップさせてしまいます。

その原因は特発性、器質性に分類されていて、いずれのタイプも早期のホルモン治療を施す事になるでしょう。

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特発性のもの

視床下部からの成長ホルモン分泌が低下し、原因不明であるタイプを特発性と言いますが、殆どがこの特発性タイプに値します。

症状としては、幼児期に発覚しやすく、明らかに身長の伸びが停滞していたり身長の低い順に並ぶと前の方になったりします。

器質性のもの

交通事故の外傷や髄膜炎などの病気で視床下部の損傷があり、成長ホルモンが分泌されなくなってしまうタイプです。後天性の症状とも言えるでしょう。

これらの他にも遺伝性のタイプがあり、特発性に分類される事もあります。

成長ホルモン分泌不全症の判断と治療

成長ホルモン分泌不全症
成長ホルモン分泌不全性低身長症の判断がついたならば、治療を開始する事になるでしょう。

低身長の判断方法や、対処法、治療法は以下のようなものです。

低身長の判断

低身長の判断は「小児専門の内分泌科」で診断してもらうのが良いでしょう。

主に血液検査などで成長ホルモンの分泌量を調べたり、骨の状態を調べるためにレントゲンなどを用いて総合判断する事になるでしょう。

また、家庭での判断目安として「母子手帳」や、専門サイトからダウンロードも可能な「成長曲線表」を使って、誕生した時から現在までの身長の推移を記載していきましょう。

さらに、問診には遺伝や事故歴などを調査するための質問事項があるかと思いますのでしっかり記載できるようにしておくと良いですね。

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低身長を疑われる場合の対処法、治療

皮下注射により、不足している成長ホルモンを補充していく治療です。3歳くらいから成長期が終了するまで週5回〜6回程度の回数の注射が理想的です。

糖尿病患者が自宅でインシュリンを皮下注射できるのと同じ感覚で、痛みの少ないペン型の注射を持つ事になります。

子供でも使えるような形状の注射器ですから、慣れれば自分で打つことも可能です。

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成長ホルモン療法にかかる治療費助成とは

子供の身長には成長ホルモン療法がベストな治療ですが、気になるのが治療費の問題でしょう。
治療継続期間もスタートしてみなければ分からないため、治療費の負担が心配だという親は少なくないはずです。

ですが、覚えて置いていただきたいのは国の助成が受けられる疾患であるという事です。もちろん、疾患の基準内容に該当しなければなりません。

また、自治体が発行する乳幼児受給者証や、高額医療制度などを利用して自己負担を少しでも軽減する方法もあります。

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ホルモン治療以外の身長を伸ばす治療とは

成長ホルモンの低下による治療の殆どがホルモン注射による治療となりますが、ですが、その他にもイリザロフ法やISKD法などの手術により、身長を外科的に伸ばす治療があります。

何方かと言えば美容面の手術に値するため、保険診療外という事にもなるでしょう。

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また、保険診療ではなく、通信販売などで人気のサプリメントで栄養を補うことで解消する方法もあります。

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成長ホルモン分泌不全症以外にもあった!低身長の原因となるその他の病気

成長ホルモン分泌不全症
成長ホルモン分泌不全性低身長症の他にも、低身長の原因となる病気には次のよう病気があり、それぞれの症状に合わせた対処法が必要になるのです。

いずれの疾患が疑われる時でも、母子手帳に掲載されている発育成長曲線などを参考に、お子様の年間の成長推移などを把握しておく必要があります。

甲状腺機能低下症

身長を伸ばすには下垂体から分泌される成長ホルモン以外にもあります。

それが甲状腺から分泌されるホルモンであり、成長期に甲状腺機能低下症を伴う橋本病などを患うと、高い確率で身長の伸びを妨げる事になるでしょう。

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SGA

お母さんのお腹にいる時から在胎週数に対して標準と比較し、身長、体重が小さく生まれた子供の事です。

身長、体重が100人のうち小さい方から数えて10人のうちにはいればSGAとなるでしょう。ですが、その殆どの子供の成長が3歳位までは追いつきます。

もし、それまで追いつかなければSGAによる低身長が疑われるでしょう。

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ターナー症候群

女児に発症する先天性の染色体異常によって生じる病気です。

女児1,000人に対して1人から2人の発症リスクのある珍しくない確率で発症します。

出生時には手足が浮腫むようなリンパ腫や、心疾患なども併発している事が殆どです。

また、思春期の性変化による乳房や陰毛の発達が遅れる事も症状の1つで、生理がくる年代になっても生理の兆候が現れないなど、思春期に気づきはじめる女児も多いです。

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プラダー・ウィリー症候群

ターナー症候群と並んで染色体の欠損が引き起こすまれな病気です。特に、父親側から受け継いだ染色体異常で生じます。

低身長の他にも手足が小さい、肥満傾向、知的障害を伴うなどの様々な症状を伴います。

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肝疾患などによる成長障害

肝臓は様々なカルシウムなどを含む骨の成長や身長の伸びをスムーズにさせるための栄養素代謝を盛んに行う器官です。

そのため、肝臓の機能が低下している事で栄養素の吸収代謝機能が落ちてしまえば、身長の伸びを悪くしてしまう事があります。

肝臓だけでなく胃腸の疾患などでも栄養吸収の阻害が生じるため同様の身長の伸びに影響するでしょう。

また肝臓には成長ホルモンの仲介役割のような事をするソマトメジンCという物質が生成されるのです。

腎機能が原因で生じるケース

腎臓疾患で尿が体に溜まる事が尿毒症を引き起こす事があるでしょう。そのようなケースでも成長を阻害されてしまう事があるのです。

腎機能の低下は小学校などの尿検査などでも発見される事が多いため、早めの治療が必要です。

軟骨異栄養症などの軟骨異常

先天性の軟骨異常による疾患で、何らかの原因により軟骨に異常があり、骨の形成や発達に支障をきたす病気です。

特徴としては、胴体と比較して手足が短いなどの遺伝子の疾患とも言われているのです。

軟骨が上手く形成されないままでは身長が伸び悩みます。

これらの疾患のように、身長の伸びを悪くする病気には、必ずしも成長ホルモンが関係していないタイプの疾患もあるため、その症状により治療内容も変わるでしょう。

成長ホルモン分泌不全症ではなくても、低身長である事のデメリットとは

低身長リスクを回避する事でお子様の可能性を引き出す事ができるのです。

また、低身長である事によるコンプレックスは異性に対して消極的になるなどの自信喪失を引き起こすのです。

  • 身長が高ければ有利なスポーツなどでレギュラーになれない、活躍できない
  • 身長制限などによる職種に就きにくい
  • 低身長によりイジメにあう
  • 異性から恋愛の対象として見られない

また、低身長だとビジュアル面だけでなく、比例して精神面も内向的になってしまうなどの心も成長しづらくなるでしょう。

成長ホルモン分泌不全症
思春期には、ほぼ決定してしまう子供の身長は、何らかの影響で成長ホルモンが阻害されてしまった事で生じてしまうでしょう。

また、肝臓や腎臓などの疾患や甲状腺ホルモン分泌低下により、身長の伸びを阻害する事もあります。

それが、先天性、後天性どちらが原因としても、早めの治療をスタートすれば、成長が追いつく確率は高くなるのです。

親は小児専門の内分泌科医としっかり連携をとって、良質な睡眠と食事のサポートなどをしっかりフォローする事が大切です。

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まとめ

  • 子供の身長に大きく関係している成長ホルモンとは脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンの事。
  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症は、特発性のものと器質性のものに分類される。
  • 治療は不足している成長ホルモンを痛みの少ないペン型の注射で補充(投与)することになる。
  • 成長ホルモン療法は国の助成が受けられる疾患。

 

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身長が伸びる方法.com編集部

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