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2歳、3歳と年を重ねるにつれてすくすく伸びるお子さんの成長に、親御さんなら誰しもが目を細めることだと思います。またその反面、つい自分の子どもと他の子どもたちとの成長具合を比べてしまったり、自分の子どもの成長が遅いんではないか?、と不安になってしまうのも親心です。

わが子の発育や成長を心配する前に、まずは子どもの身長、とりわけて幼児の身長について知っておくことが必要ではないでしょうか?

今回は「幼児の身長について」お話したいと思います。

幼児の身長は1年間でどれぐらい伸びるのか?

幼児 身長
幼児とはほとんどの場合が、満1歳から小学校へ上がる前までの時期を指します。まずは幼児と呼ばれる、1歳から6歳までのこの時期に1年で身長がどれぐらい伸びるのでしょうか?

3歳になるぐらいまでは、子どもによっては立っておとなしく身長の計測ができないため、まだまだ誤差が生じることがあります。

幼児の身長の伸び(平均)
1歳 約10.2cm
2歳 約8.0cm
3歳 約7.0cm
4歳 約6.0cm
5歳 約6.5cm
6歳 約5.9cm

生まれてから3歳まではグングン身長が伸び、それ以降はゆっくりとした発育になるものの、4歳から6歳までの間には随分としっかりとした身体つきになってくると思います。

低身長とは?

ここでお子さんの身長の成長を見ていて心配なのが「低身長」ということだと思います。幼稚園や保育園、公園などでお友達と遊んでいるお子さんを見て、まわりの子どもよりも「身長が低いのでは?」と心配になることもあるかもしれませんが、低身長にも定義があります。

成長曲線を参考にする

母子手帳に子どもの発育を記録する成長曲線があるかと思います。お子さんの身長を成長曲線のグラフに記録していれば、それを参考に低身長かどうかわかります。

幼児 身長
低身長の基準には標準偏差、SD(standard deviation)というものを用います。

成長曲線に子どもの身長を記録していくと、+2SD値から−2SD値の範囲に95パーセントが入ります。そのことから−2SD値を下回る身長が、低身長と定義されています。

低身長かどうか、平均身長の範囲内かどうかは、成長曲線のグラフを用いるほかにも、年齢、月齢、身長を入力すれば算出してくれるサイトなどもあるので、参考にするといいでしょう。

参考サイト低身長チェック|ファイザー株式会社

低身長の原因は?

低身長の原因は遺伝の影響や環境によるものなどが考えられますが、なかには病気が原因のものもありますので、まずは小児科など専門医に相談するといいでしょう。

低身長で考えられる病気

  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症など成長ホルモンの異常
  • 不足甲状腺機能低下症など甲状腺ホルモンの不足
  • SGA性低身長症(生まれつき小さく生まれる)
  • ターナー症候群、プラダー・ウィリー症候群など染色体異常
  • 骨や軟骨の異常(軟骨異栄養症)
  • 内臓疾患

 
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成長ホルモンの投与で改善されることも

低身長の原因が内臓疾患などの場合、まずはその病気の治療が優先されますが、成長ホルモンを投与することにより、低身長が改善されることがあります。

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骨端線の役割

まず成長ホルモンの投与のまえに、レントゲンで骨端線に損傷などがないか検査する場合があります。

骨端線とは腕や脚にある軟骨組織のことで、身長を伸ばすためには欠かせません。というのも、この軟骨組織・骨端線が細胞分裂を繰り返すことにより、骨が硬くなり、身長が伸びます。

この骨端線の軟骨組織の細胞分裂を促すのが、成長ホルモンの役割のひとつです。本来、運動や睡眠などにより多く分泌される成長ホルモンが、なんらかの原因で分泌されないと、骨端線の細胞分裂に影響を及ぼし、低身長になることがあります。

成長ホルモンの投与にも期限がある

今回は「幼児の身長について」のお話ですから、この話はあてはまらないと思いますが、低身長の改善のために成長ホルモンを投与する場合は、思春期の前までに治療しなくてはなりません。

さきほどお話した身長が伸びるために必要な軟骨組織・骨端線ですが、骨端線は思春期になると閉じてしまいます。骨端線が閉じてしまうと、成長ホルモンを投与してもそれ以上身長が伸びないため、成長ホルモンの投与による低身長の治療は、思春期前までにはじめなきゃいけない治療だと覚えておいてください。

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低身長はストレスが左右することも

親御さんがお子さんの発育を気にすることはよくわかりますが、そのことがストレスとなりかえって成長ホルモンの分泌の妨げとなることがあります。

幼児 身長
ストレスは、そのまま成長ホルモンの分泌の妨げになるほか、食欲不振や睡眠不足につながることがあります。成長ホルモンは睡眠時に最も多く分泌されるため、睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌にも悪影響を与えます。また、身長を伸ばすには成長ホルモンの分泌ばかりか、食事からの栄養も欠かすことができません。

まずは、栄養や睡眠に気をつけながら、成長曲線を参考に低身長の心配があるようでしたら、専門医に相談してみてください。

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身長が伸びる方法.com編集部

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