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他の子に比べて、なんだかうちの子小さいようで心配…なんて、子供の成長具合親にとって気がかりなことのひとつです。大人になってからも体格には人それぞれ差があるように、少し身長が低め、という分には、それ自体が他の健康に害を与える、ということはあまりありません。

しかし、著しく身長の伸びが悪い、という場合には、ただ単に小柄、というわけではない可能性があります。体型以外に原因がある場合は、それに合わせた対策や治療をすることで、成長を今より促すことができることもあります。

その代表的な例がホルモン治療です。

ホルモン治療で身長が伸びる仕組みを、そもそも身長が伸びない原因から紐解いて、分かりやすくご説明します。

低身長症とは?

特定の原因の有無に関わらず、著しく身長が伸びない状態のこどもを、低身長症といいます。病気で身長が伸びることを妨げてしまっている場合もあれば、遺伝や環境によるものも含まれます。

低身長症の基準は、「身長」と「身長の伸び率」の2点です。いずれにせよ、同世代のこどもとの平均を基準に算出するため、平均身長とのばらつきの分布であるSD(Standard Deviation)という値を使用します。この数値でいうと、-2SDを下回る身長のこどもは低身長症に該当します。

低身長症
引用元:もみの木クラブ

1年間の身長の伸びが-1.5SD以下であることが2年以上継続している場合も低身長症に該当します。たとえば10歳前後のこどもは1年間で平均6センチほど背が伸びるのが一般的で、つまり約4センチ以下しか伸びないのが2年間続いている場合は低身長に該当する可能性が高いです。

この2点の基準のどちらか、または両方があてはまる場合には低身長症に該当し、医師から低身長の診断を受けた場合には、ホルモン治療を受けることができます。

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低身長の原因は?

そもそも、低身長の原因自体は人によってさまざまです。先にお伝えしたように、遺伝の場合もあれば、何か特定の病気が引き起こしている場合もあります。その中でも特に多いのが、ホルモンが影響して低身長になっているケースです。

成長ホルモン

そもそも思春期に背が伸びることには、成長ホルモンというホルモンが大きく関わっています。身長だけでなく、骨が頑丈になったり、内臓が大きくなったりと、成長期の子供は大人になるために体のあらゆる面が成長しています。

その成長を促すホルモンが成長ホルモンというものです。成長ホルモンは大人になってからも分泌され続けているものですが、思春期に特に大量に成長ホルモンが分泌されることで、体の成長が促される仕組みです。

成長ホルモンが効果的に分泌されるためには、栄養をしっかり摂っていること、適度な運動をしていること、質の良い睡眠をたっぷりとっていること、の3つの要素が大切です。

アルギニン 摂取量
引用元:おおきくなぁれ

そのため、生活習慣や生活環境のなかにも、成長ホルモンの分泌を妨げてしまう原因があるかもしれません。また、ホルモンの分泌の指令を出しているのは脳の視床下部と呼ばれる部分です。

そのため、脳に外傷を受けたり、脳腫瘍などで視床下部の機能が低下してしまうと、成長ホルモンの分泌が弱くなってしまうことがあります。

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甲状腺ホルモン

また、甲状腺ホルモンというのも身長が伸びるために欠かせないホルモンです。甲状腺には新陳代謝を促す役割を担っています。

新陳代謝が活発になるということは骨が伸びやすくなるということなので、甲状腺ホルモンは骨を伸ばすこと自体に大きな影響を与えています。わかめや海苔のような海藻類に豊富に含まれているヨウ素を積極的に摂取することで活発に分泌させることが可能です。

しかし、たとえば慢性甲状腺炎によって甲状腺が破壊されてしまったり、生まれつき甲状腺の機能に問題があるような病気の場合、甲状腺ホルモンがきちんと分泌されなくなってしまうことがあります。その結果、あまり身長が伸びなくなってしまうのです。

甲状腺ホルモンの不足
引用元:成長ホルモン治療情報サイト

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ホルモン剤の投与

成長ホルモンや甲状腺ホルモンが正常に分泌されていないことが原因で身長が伸びにくい、という場合には、ホルモン剤を投与することで治療します。

成長ホルモンはたんぱく質の一種なので、サプリのように口からの摂取では胃で分解されてしまうので効果が得られません。週に6~7回、注射で投与する必要があります。

もちろん、毎日病院で投与するわけにもいかないので、在宅で本人や家族が注射することが認められている注射です。

成長ホルモン投与注射器
引用元:西新宿整形外科クリニック

また、甲状腺の機能に問題があり、甲状腺ホルモンがしっかり分泌されていない場合には、一般的にはその病気自体の治療をして甲状腺の動きを正常にするようはたらきかけます。ただし、甲状腺ホルモンの不足が著しい場合には、甲状腺ホルモンを投与する治療が行われることもあります。

ホルモン剤を投与して低身長の治療を行う場合でも、成長期の期間を延ばしたり、大人になっても背が伸びるようにできるわけではありません。成長ホルモンの投与はできるだけ早く、3歳を過ぎた頃から成長期が始まる前までに行うのが理想的ともいわれています。

こどもが低身長かも?と思う場合は、一度医師の診断を受けてみてはいかがでしょうか。

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身長が伸びる方法.com編集部

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