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成長期の子供を持つ親御さんは、勉強のことや健康のこと、学校生活など、子供のことでは気がかりなことばかり。体が健康であることはもちろんですが、その中でも気になることとしてよくあげられるのが身長の伸び方です。

というのも、成長期に成長するのは、もちろん身長だけではありません。しかし、精神面や体の中のことは目に見えて見えるものでもなく、それに比べて身長はまさに子供の成長を実感する証です。その上勉強とも違い、本人の努力次第ですぐに結果に結びつくものでもありません。

成長期の子供の身長を伸ばすために、どうやら各家庭ではいろいろな工夫がなされているようです。その中でも、成長期に飲むと良いとされているLアルギニンについて、その理由や効果、口コミなどを確認してみましょう。

Lアルギニンってなに?

Lアルギニンというのは、アミノ酸の一種です。人間の体のなかには、実は20種類ものアミノ酸があります。

この中で、体内で合成できるアミノ酸を非必須アミノ酸、体内では合成できないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。

非必須アミノ酸というのは体内の脂肪などを使って自然に合成されるものですが、必須アミノ酸というのは食べ物などで体外から摂取しないと不足してしまう成分のことを指しています。

Lアルギニンは体内で合成される非必須アミノ酸のひとつですが、なかなか十分な量の合成ができないため、積極的に体外から摂取したいアミノ酸でもあります。

Lアルギニンには、アンモニアの解毒作用や、体全体の血流を改善したり、疲れがたまりにくい体質になったり、免疫力をあげたり、という効果があります。

これは、そもそも解毒作用が高まるということは肝臓の機能を活発にすることにつながり、新陳代謝の向上などを引き起こす結果、免疫力などが高まる、という仕組みです。

もうひとつ、Lアルギニンにはとても嬉しい効果があります。それが、成長ホルモンの分泌を促すことです。Lアルギニンを摂取すると身長が伸びるといわれているのはこれが理由です。

そもそも成長期に身長が伸びるということは、成長ホルモンと大きく関係しています。人間の骨には、生まれたときからその両端に骨端線といわれる軟骨があります。成長期前の段階では骨端線は非常に柔らかい軟骨です。

成長期になると、体内で成長ホルモンが活発に分泌されます。成長ホルモンといっても成長期にだけ分泌されているわけではなく、大人の体でも成長ホルモンは活躍しています。

しかし、人間の一生のうちで成長ホルモンが一番多量に分泌されるのが成長期の時期です。

関連記事成長ホルモンの分泌を効果的に増やす方法とNG行為

骨端線が成長ホルモンを浴びると、軟骨が少しずつ伸びていきます。この軟骨は成長期が終わると他の骨と同じように白く固くなり、骨の一部になります。骨端線の量にはそもそも個人差があり、骨端線が伸びきってしまえば、もう身長が伸びなくなってしまいます。

また、骨端線が残っていても、成長期が終わって骨が固くなってしまった場合にも、骨端線がこれ以上伸びることはありません。

骨端線
引用元:おおきくなぁれ

 
つまり、成長ホルモンが効率よく分泌されないと、そもそも骨端線がしっかりと伸びていくことができません。実際に、低身長症として治療を受けている多くの人が成長ホルモン剤を治療として処方されています。

アルギニンを摂取する方法

アルギニンにはLアルギニンアルギニンの2種類があります。

L型というのは天然型といわれるもので、自然界に存在しているものです。アルギニンの作用について効果が証明されているのは天然型のものなので、Lアルギニンを効果的に摂取するようにしましょう。

肉や大豆などの食品に豊富にふくまれています。

しかし、Lアルギニンはそもそも食事に含まれる量では不足しがちです。そのため十分な量のLアルギニンを食事から摂取するとなると、他の栄養成分の過剰摂取になったりしてしまうことも。

このような理由で、成長期の子供の栄養補助として、Lアルギニンサプリメントが人気です。しかし、子供に飲ませるものだからこそ、安全性や過剰摂取の際の副作用なども気になるところですよね。

Lアルギニン
説明した通り、Lアルギニンは通常人間の体内にあるアミノ酸なので、摂取することに特に問題はありません。

ただし、3ヶ月以上の長期にわたって過剰摂取をした場合の医学的データは現在発表されていないため、適正な量を守って飲むに越したことはないようです。サプリメントを摂取するときは、各サプリメントの説明をよく読んで、用量を守るようにしてください。

まれに、アルギニンの摂取によって気道に炎症が起きてしまう場合があります。炎症がひどくなると、呼吸がしにくくなったりすることが考えられるので、喘息やアレルギー体質の子供の場合は使用には注意しましょう。

子供用のサプリメントには、飲みやすいように粒が小さくしてあったり、粉末タイプでドリンクとして飲めるものなど、様々なタイプがあります。

身長が伸びるのは成長期の長い期間なので、背を伸ばすためのサポートは継続的に行っていく必要があります。

サプリメントなども、継続的に飲み続けなければあまり効果が期待できないため、子供でも飲み続けられる工夫が施されているのは嬉しい限りです。

実際にアルギニンサプリやLアルギニン配合の成長サポート飲料などの口コミを見てみると、実際に今までほとんど背が伸びなかった子供が1年で10センチ以上身長が伸びた、という実体験などもありました。

ただし、身長の効果というのはそもそも測るのがとても難しいもの。子供によって身長が伸びる時期や伸び方は異なるため、それがLアルギニン摂取によるものかどうかは判別しようがありません。

また、専門家の中には、Lアルギニンの摂取によって成長ホルモンが増えることは確かでも、成長ホルモンが増えたからといって身長の伸びが良くなるとは限らない、という人もいます。

たとえば低身長症のように著しく成長ホルモンの量が少なく、それが身長の伸び方に影響を及ぼしてしまっている場合はともかく、平均的な量の成長ホルモンが分泌されている場合に、それ以上成長ホルモンの量が増えても大きく影響するわけではない、という考え方です。

また、子供がサプリメントで栄養を補給すること自体あまりよしとしない考え方もありますが、子供によってはアレルギーや偏食などでどうしても栄養成分が偏ってしまう場合もあります。

基本的にはできる限り食事で摂取することを理想とし、あくまでも栄養補助としてサプリメントを選択してみるのもひとつの手段です。

サプリメントそのものの安全性は、国から認定を受けている特定保険料飲料や、厚生労働省の基準をクリアしていることをあらわすGMPマークなどがあるので、それをひとつの目安としてください。

GMPマーク
また、どんな成分が入っているかをきちんと成分表や含有量などを見て確認することも忘れないでください。そのとき、無添加であることなどもあわせて確認しておくとなお安心です。

サプリメントの併用は栄養の過剰摂取や併用することによる副作用を引き起こすこともあります。他にも薬を飲んでいたりすると影響が出る場合もあるので、サプリメントを購入する前に一度かかりつけのお医者さんに相談してみるのが一番安心です。

関連記事【徹底比較】子供の身長を伸ばすサプリメントで効果があるのは一体どれ?

まとめ

  • Lアルギニンには、アンモニアの解毒作用や、体全体の血流を改善したり、疲れがたまりにくい体質になったり、免疫力をあげたり、という効果がある。
  • アルギニンにはLアルギニンとアルギニンの2種類があり、L型というのは天然型といわれるもので、自然界に存在しているもの。
  • アルギニンの摂取によって気道に炎症が起きてしまう場合があるため、喘息やアレルギー体質の子供の場合は使用には注意が必要。

 

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身長が伸びる方法.com編集部

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