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共働きの家庭が増え、家事に仕事に育児にと、昔に比べて現代の親はとても多忙です。しかし、多忙なのは子供だけではありません。

約30年前に比べて、塾に通っている子供は激増していて、昔より遅い時間まで子供は勉強しています。

子供の代わりに勉強をしてあげることはできないけれど、環境づくりなどでなんとか子供が集中できるようにサポートしてあげたい、と考えるのが親の心理ですよね。

子供の勉強や集中を親が協力的にサポートしてあげられるのは、食生活の管理ではないでしょうか。

カレーが健康に良い理由

時代とともに食文化も変化し、ファストフードや冷凍食品、コンビニのお弁当など、いかにも子供が好きそうな味付けの、手軽で美味しい食べ物が増えました。しかし、外食が続いては栄養バランスが偏り、健康によくないだけでなく、食べ物から摂取する栄養は脳に運ばれ、脳のはたらきにも影響するのです。

そして今、集中力や脳の働きを良くする食事法として「朝カレー」が注目されているのをご存知ですか?

朝カレーというのは、文字どおり朝食にカレーを食べること。これはそもそも、一部のスポーツ選手やアスリートが毎朝食べているという話から注目されるようになりました。カレーの健康効果に注目し、朝カレーがどのように脳に影響を与えるのかをご説明します。

日本の代表的な国民食のひとつといっても過言ではなく、家庭で作ることができて、大人からも子供からも親しまれている、カレー。

もともとは多数の香辛料を使って味付けをするインド料理を欧米人がカレーと名付け、明治時代にイギリス料理として日本に伝わったものです。

さらに長い時間をかけて、日本人の口に合うようにアレンジされていき、今ではすっかりインドやヨーロッパのカレーとは違う、日本ならではのカレーライスという料理として成立しています。

日本風にアレンジされたといっても、いろいろな香辛料を使用しているのは変わりません。その香辛料のおかげで、カレーにはたくさんの健康効果があり、脳の働きとの関連性もそのひとつです。脳への影響を説明する前に、まずはカレーが体に与える影響をおさらいしておきましょう。

カレーに使われるおもなスパイス
引用元:ハウス食品

 
カレーに入っているクミンコリアンダーには、胃腸の動きを高め、食べ物の消化そのものを助ける効果があります。そのため消化しやすく、食欲を増進させてくれます。なんだか食欲がない、と思うときこそ、カレーを選ぶのが良さそうです。

同じくスパイスのひとつであるターメリックには、クルクミンという成分が含まれています。ターメリックは肝臓に働きかけ、胆汁の分泌を促進します。肝臓は体内でいろいろな毒素を分解する解毒の役割を持っているので、ターメリックによってこの解毒作用そのものを高めてくれるのです。

ターメリック、というと聞き覚えがないかもしれませんが、ウコンといえば聞いたことがあるのではないでしょうか?

大人にとって二日酔いに効果的な食材として知られているのも、この解毒作用によるものです。

そして、カレーには香辛料のほかに生姜やにんにく、唐辛子といった香りをつけるための野菜や、辛さのための成分がたくさん入っています。生姜やにんにく、唐辛子は、体を温める効果があったり、抗菌作用があることもわかっています。そのため、風邪をはじめとしたいろいろな病気に対抗できる体作りをサポートしてくれます。

それだけではなく、香辛料には新陳代謝を高める役割もあるため、肌や細胞などを元気な状態で保ったりすることが可能です。カレーをつくる過程では肉や野菜などいろいろな食材が煮込まれているため、それらに含まれている豊富な種類の栄養素がカレーそのものにたっぷりと詰まっています。

カレーが脳に与える影響

では、カレーが脳の活動にどのように影響しているのか、説明したいと思います。

カレーが脳に良いとされている理由は大きく3つあります。

香辛料のはたらき

朝カレー,脳
まずひとつめはカレーに入っている様々な香辛料の働きで、脳内の血流の量が増加することです。実際にこれは実験によって実証されていることで、カレーを食べると脳内の血流量は約2~4%上昇することがわかっています。

集中をしたり、記憶をしたりと、学習の際には脳が常に活発に働き続け、このとき脳内ではたくさんの酸素が消費されます。脳は酸素なしでは活発に機能することができません。脳に酸素を送り込むのは、血液の役目です。

つまり、脳に運ばれる血流の量が増加するということは、脳に運ばれる酸素自体が増加するということです。実際その結果、集中力や計算力が向上することもわかっています。

ターメリックの活躍

カレーが脳に良いふたつめの理由は、健康に良い理由でも出てきたターメリックの活躍に関係しています。

ターメリックに含有されているクルクミンという成分は、脳にも大きな影響をもたらします。脳は活動する際に、神経細胞という細胞を使用しています。神経細胞には情報の伝達と処理を行う役割があるものです。

しかし、睡眠不足などによっても脳の神経細胞は簡単に破壊されてしまいます。クルクミンには破壊されてしまった神経細胞を修復する働きがあります。記憶力や集中力に関係するだけではなく、これは認知症の予防にもつながるといわれる、近年とても注目されている成分です。

にんにく成分の影響

そして、カレーが脳に良いとされている3つめの理由は、にんにくの成分によるものです。

脳はブドウ糖をエネルギーにして活動しています。体と違っていろいろな栄養成分をエネルギーにすることはできず、脳がエネルギーとして使用できるのはブドウ糖のみです。

だからこそ、ブドウ糖を効果的に摂取することは脳の働きをよくする上で欠かせないことなのですが、ブドウ糖は単体では脳にとってのエネルギーの元でしかなく、エネルギーそのものに変わることができません。

ブドウ糖をエネルギーに変化させるのは、ビタミンB1の役目です。ブドウ糖をしっかりエネルギーに変えるためにも、豚肉などに多く含まれているビタミンB1を一緒に摂取するのは必要不可欠です。

ところが、このビタミンB1というのは、体になかなか吸収されにくい栄養成分でもあります。その上尿や汗として排出されやすい水溶性ビタミンの一種でもあるため、摂取したビタミンB1を貯蔵しておく、ということはできません。

にんにくに含まれているアリシンという成分は、このビタミンB1の吸収率をあげる成分として知られています。アリシンをたくさん摂取することで、体に取り入れたビタミンB1を効率的に吸収し、使用することができるようになります。

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朝食に食べると良いのはなぜ?

カレーを食べることで健康にも脳にも良い影響がたくさんあることがわかりましたが、食べるタイミングも大切です。朝カレーでは、朝食にカレーを食べることにこそ大きな意味があります。

カレーにはいっているさまざまなスパイスは、交感神経を優位にする働きがあります。交感神経は興奮状態に機能するもので、交感神経が優位な状態とは、脳や体を活発に働かせやすい状態ともいえます。

自律神経
引用元:川越総合整体院

 
反対に、交感神経が弱くなると副交感神経が優位になり、今度はリラックスした落ち着いた状態になります。

つまり、夜にカレーを食べて交感神経を優位にしてしまうと、なかなか寝付けなくなったり、と、睡眠などにも影響を及ぼす可能性があります。

また、日本のカレーはバターや小麦粉、お肉なども使用しているため、ついついカロリーが高くなってしまう傾向があります。朝食は一日のエネルギーの基本なので、多少カロリーが高くても日中にしっかりと動けば消費することが可能です。

しかし、夜は活動量が減るため、夕飯に高カロリーなものを食べることはあまりおすすめできません。

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身長が伸びる方法.com編集部

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