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しっかり健康管理をしたいと思ったら、日々の食生活の見直しは絶対に避けては通れません。体を強くしたり筋力をつけるためにどんなに運動をしても、そもそもタンパク質が不足していては効率的に筋肉を増やすことはできません。

それだけではなく、そもそも食べたものは活動するためのエネルギー源でもあるため、栄養が足りていない状態で運動をしても貧血状態になってしまったり、かえって危険な場合もあるぐらいです。

日本の食文化

スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ファストフードなどの出現により、安くおいしく手軽に食べられるものが増えた分、食の安全性には警鐘が鳴らされるようになりました。

最近ではきちんと安全面を考慮して作られているものや、それを売りにしているものも増えてはきましたが、購入するお弁当やお惣菜、食材などには防腐剤などの食品添加物がたっぷりと使用されていたり、よりおいしく感じるように色や香りがつけてあったりします。

これらの添加物が体に悪影響を及ぼすこともあることがわかっています。

また、農業の技術が向上することで、一年中どこにいてもいろいろな地域の野菜スーパーに並ぶようになりました。しかし、見た目が綺麗な野菜や、効率よく栽培するために農薬を使用している場合もあり、野菜の外側や皮に農薬が残っていることもあるようです。この農薬もまた、場合によっては体に悪い影響があるそうです。

その他にも、海外から輸入する食品の安全性や、国内でも放射線物質などに対する安全性が疑問視されています。

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その上年々日本人の食生活は欧米型に傾きつつあります。メイン料理を主体に、ワンプレートのスタイルで食事をすることが増え、典型的な和食の「一汁三菜」に比べると食べるものの品数がグンと減りました。

きちんと食の安全性を知ったり、日本ならではの食文化をきちんと知るために、今「食育」に力を入れている地域や学校、家庭が多いようです。

学校の給食でその地域で収穫された素材にこだわって作っていたり、地域の郷土料理などを積極的にだしている学校があります。地域の文化を学べるだけでなく、地産地消の助けとなり、かつ食事のマナーをしっかりと覚えることができる素晴らしい体験です。

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食育
食育は、なにも学校や地域ばかりに任せるものではありません。家庭では一緒にお料理をすることで、たとえば野菜は皮から種まで余すところなくいろいろ使用できることや、おいしく食べる方法、おいしさや栄養分を閉じ込めたまま保存する方法などを教えることができるのではないでしょうか?

そんな食育の一環としても人気で、かつ優れた栄養価としてじわじわと人気が出てきている、日本の「伝統野菜」をご存知ですか?

これは、日本の各地で昔から栽培されてきた野菜の在来種の総称です。1970年代から各地で親しまれていたのですが、どうしてもコストが上がってしまうことや、流通面での問題もあり、一部の料亭やレストランなどで使用されるのがメインとなり、産地意外の大消費地向けのものはほとんど消滅してしまったようです。

伝統野菜、と言われてもピンとこない人は多いかもしれませんが「京野菜」や「加賀野菜」と聞けば一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

明確な定義はないものですが、次の3つのポイントが重要視されている傾向にあります。

  • 日本の在来種であること
  • 明治時代以前から栽培されている歴史がある
  • 特定の地域でしか栽培されていない

伝統野菜の特徴

その歴史や産地だけでなく、伝統野菜にはいくつかの特徴があります。

伝統野菜には旬の季節がある

一般の野菜に比べて、伝統野菜はまだまだ旬の時期に収穫が偏っているものが多いです。例えば京都の賀茂茄子や加賀の加賀太きゅうりは夏の野菜です。

同じく加賀の源助大根は、冬の野菜です。また、その栄養成分の働きが、しっかりと旬の季節にあっているものが多く、源助大根は冷え性や貧血に効果的だといわれているので、冬に体を冷やさないために食べる、というのはとても理ににかなっています。

参考サイト加賀野菜については金沢市農産物ブランド協会公式サイトをご参照ください。

強い香りなど、味や風味に特徴がある

京野菜の満願寺とうがらしや聖護院大根のように、風味が濃いものが多いのが伝統野菜の特徴のひとつです。香りが強いものが苦手な子もいますが、調理方法によってはえぐさや苦味はだいぶ軽減され、香りなどをアクセントにおいしく食べることが可能です。

濃い味付けの食べ物は塩分過多など健康にもあまり良いものではありません。風味豊かな素材を使用することで、薄味でも十分楽しめる料理ができあがります。

伝統野菜は栄養満点!

伝統野菜は、他の一般的な野菜に比べると比較的栄養価が高いものが多いようです。これは、その土地でのいろいろな環境の変化にしっかりと順応しながら生き残ってきた伝統野菜ならではの特徴です。過酷な環境でたくましく生きようとするほど、野菜は内側に栄養を溜め込むようになっているからです。

京都府が発表しているデータによると、たとえば京都の伝統野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養成分が普通の野菜にくらべて標準値を大きく上回ることがわかっています。

生物的抗変異作用に注目

人の体の中では、常に遺伝子の損傷が起きています。損傷した遺伝子はさらに、常に修復する力によって修復と損傷が繰り返されています。しかし、いくつか残ってしまった遺伝子の損傷がガンなどの原因となることがあるようです。その修復の能力を高める働きが「生物的抗変異作用」です。

普通のかぼちゃに比べて、京野菜のひとつである鹿ヶ谷かぼちゃには、この生物的抗変異作用が10倍も含まれていることがわかっています。普通のナスと賀茂茄子でも6倍の差があるというので驚きです。

伝統野菜の種類

伝統野菜と聞くと、すぐに思い浮かぶのは京野菜や加賀野菜がメインです。ついつい上記の例でも京野菜を例に進めてきました。しかし、実は北は北海道から南は沖縄まで、各地にとても多彩な伝統野菜が存在します。

神奈川県の三浦大根や、徳島県の白瓜、大阪の金時人参や水那須は伝統野菜の中でも有名なもののひとつです。また、島らっきょうやゴーヤも、立派な沖縄の伝統野菜です。

全国各地にある伝統野菜はとても種類が多く紹介しきれない程なので興味のある方は下記のサイトで調べてみてくださいね。

参考サイト日本全国伝統野菜ネットワーク

伝統野菜はどこで購入できるの?

伝統野菜を購入するのに一番良いのは、もちろんその地域を訪れて購入することです。しかし、なかなかそうはいきません。

たとえば各地のアンテナショップや物産展などでその土地独特の製品のひとつとして販売されていることがあるようです。

そのほかにも、今ではオンラインで伝統野菜を購入することもできます。インターネット上では、生産者の顔が見えたり、どんなことにこだわって栽培をしたか掲載されていたり、その野菜に含まれている栄養が明記されていたりもして、とても参考になります。それぞれのニーズに合わせて、楽しく選んでみてください。

伝統野菜
伝統野菜を通して、地域独自の味や調理方法を楽しむことができるだけでなく、そもそもは四季にあわせて食材があったこと、それぞれの食材には夏には水分補給ができたり、冬には冷えから体を守ってくれるはたらきがあるものなど、賢く日本の先人たちが食材を選んできたことが読み取れます。

また、伝統野菜のように風味やえぐみの強い独特な野菜があることが、そもそも日本人の繊細な味覚を作り上げたという説もあります。まずはお住まいの地域やその近くに、どんな伝統野菜があるのかを調べてみてはいかがですか?

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